ハミルトン、ピットストップ時に14年間で初の事故「メカニックが心配で心臓が飛び出しそうになった」F1第15戦金曜

2021年9月25日(土)14時39分 AUTOSPORT web

 2021年F1ロシアGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=2番手/2=2番手だった。FP2でハミルトンがピットインした際にオーバーシュートし、フロントジャッキマンが転ぶという事故があったが、彼にけがはなかったことをメルセデスは明らかにしている。


■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン
フリー走行1=2番手(1分34秒638:ソフトタイヤ/23周)/2=2番手(1分33秒637:ソフトタイヤ/22周)


 ペースの面で、2回ともいいセッションだった。さまざまなセットアップ項目を可能な限りたくさん試し、ノートラブルですごくクリーンな走行ができたので、全体的にいい一日だったと思う。


 どの部分が最適に機能しているのかを確認する目的で、バルテリ(・ボッタス)と僕は、かなり異なるセットアップを試してみた。明日と日曜日に向けてマシンをどの方向に持っていくべきかを理解するため、今夜、データの分析に取り組むよ。


 明日は相当雨が降って、ひどいウエットコンディションの一日になるようだ。それを念頭に置きつつ、ドライになると予想される日曜日にも目を向けていかないとね。

2021年F1第15戦ロシアGP ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(メルセデス)

(タイトル争いのライバル、マックス・フェルスタッペンがパワーユニット交換によりグリッド後方スタートになることについて聞かれ)それが僕たちのプランに影響することはない。僕たちは自分自身のことに取り組み、前進を目指していく。信頼性の面で厳しいシーズンで、彼にとっては残念なことだけど、僕たちとしては、当然ながら、この状況を利用して、最大の結果を目指す必要がある。1−2を達成できたら最高だね。


(ピットストップでオーバーシュートし、メカニックが転んだ事故について、SNSを通して語り)メカニックを突き飛ばしてしまったのは、この14年間で初めてだ。心臓が飛び出しそうなくらいドキドキした。すごく心配したよ。ありがたいことに彼は無事だった。あんなふうにマシンのすぐ前に立つなんて、とても勇気がある。


 人間は誰でもミスをする。それは旅の一部で、そこからどう立ち直るかが一番大事なことだ。



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