伊藤達哉がブンデス1部デビュー!酒井はフル出場を果たすも…HSVは3失点で4連敗

2017年9月25日(月)3時30分 サッカーキング

ブンデスリーガ1部デビューを果たした伊藤達哉 [写真]=Bongarts/Getty Images

写真を拡大

 ブンデスリーガ第6節が25日に行われ、レヴァークーゼンとハンブルガーSVが対戦した。

 ハンブルガーSVの主将を務める酒井高徳は2試合連続でスタメンに名を連ね、柏レイソルの育成組織出身で、現在はハンブルガーSV U−21を主戦場としている伊藤達哉も前節に引き続きベンチ入りを果たしている。

 試合が動いたのは20分、右サイドから上がったクロスをペナルティエリア内で待っていたレオン・ベイリーが頭で落とす。それを中央で受けたケヴィン・フォラントが胸トラップから落ち着いてゴールへ蹴り込み、レヴァークーゼンが先制に成功する。

 リードを奪ったレヴァークーゼンはその直後に、期待の新戦力の活躍で追加点を挙げる。23分、左サイドからの低いクロスにスライディングで合わせたルーカス・アラリオがダイレクトでゴールに流し込み、デビュー戦で初ゴールを記録。新たなエース候補として獲得されたアルゼンチン代表が、いきなりその実力を示す形となった。

 2点を追う82分、ハンブルガーSVはアンドレ・ハーンに代わって伊藤達哉を投入。劣勢に立たされたチームの追い上げを託され、20歳の若武者がブンデスリーガ1部デビューを果たした。

 しかし、試合を動かしたのはまたもレヴァークーゼンだった。83分に途中出場のユリアン・ブラントの縦パスをペナルティエリア内で受けたアラリオがグラウンダーで折り返し、中央に走り込んだフォラントがダイレクトで無人のゴールに流し込んだ。この試合2ゴール目となる得点を挙げたフォラントの活躍で、ホームチームが試合を決定づけた。

 伊藤は87分にドリブルでペナルティエリアに侵入するも、ラストパスが味方に合わずにゴールを演出することはできず。試合はこのまま終了し、0−3の完敗を喫したハンブルガーSVは4連敗。酒井はフル出場し、伊藤も出場機会を得たものの、チームを勝利に導くことはできなかった。

 次節、レヴァークーゼンは30日にアウェイでシャルケと、ハンブルガーSVは10月1日にホームでブレーメンと対戦する。

【スコア】
レヴァークーゼン 3−0 ハンブルガーSV

【得点者】
1−0 20分 ケヴィン・フォラント(レヴァークーゼン)
2−0 23分 ルーカス・アラリオ(レヴァークーゼン)
3−0 83分 ケヴィン・フォラント(レヴァークーゼン)

サッカーキング

「デビュー」をもっと詳しく

「デビュー」のニュース

「デビュー」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ