ニューカッスルが衝撃の8ゴール! 異なる8名の得点はプレミアリーグ初の記録に

2023年9月25日(月)7時23分 サッカーキング

B・ギマランイスら8名がゴールを挙げたニューカッスル [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第6節が24日に行われ、ニューカッスルとシェフィールド・ユナイテッドが対戦した。

 昨季のプレミアリーグでトップ4入りを果たし、今季はチャンピオンズリーグ(CL)に参戦しているニューカッスルだが、ここまでエンジンがかかりきらない。開幕戦のアストン・ヴィラ戦こそ5−1で制したが、以降はマンチェスター・シティ、リヴァプール、ブライトンと3連敗。前節のブレントフォード戦を1−0で制したことで連敗を止めたが、19日に行われたCLのミラン戦はスコアレスドローで終え、白星を逃していた。今節はここまで1分4敗と未勝利が続くシェフィールド・ユナイテッドの本拠地に乗り込む。ニューカッスルはキーラン・トリッピアー、ブルーノ・ギマランイス、ミゲル・アルミロンらが先発に並んだ。

 試合序盤の12分にハーヴェイ・バーンズが負傷交代し、ニューカッスルには嫌なムードが漂ったが、21分にはバーンズに代わってピッチに立ったアンソニー・ゴードンが左サイドを突破。左足での折り返しをシーン・ロングスタッフがダイレクトでねじ込み、ニューカッスルが先手を取った。

 勢いに乗るニューカッスルは31分、トリッピアーが蹴った左コーナーキックからダン・バーンがヘディングシュートを叩き込んでリードを広げる。続く35分には敵陣で右サイドで得たフリーキックをトリッピアーが蹴ると、ボックス内ニアサイドでスヴェン・ボトマンが頭で沈めた。前半はニューカッスルの3点リードで終了している。

 後半に入ってもニューカッスルの勢いは止まらない。56分に右サイドを駆け上がったトリッピアーからのクロスボールをカラム・ウィルソンが頭で決めると、61分には左サイドでエリオット・アンダーソンからのパスを受けたゴードンがカットインからのコントロールショットでゴールネットを揺らした。

 5点をリードしてもニューカッスルは攻撃の手を緩めず、68分にはB・ギマランイスからのスルーパスで中央を割って入ったアルミロンがGKとの1対1を冷静に仕留める。73分にはペナルティエリア中央でシュートのこぼれ球を拾ったB・ギマランイスが右足でゴールを撃ち抜いた。さらに87分、後半途中からピッチに送り出されたアレクサンデル・イサクが相手のクリアミスを見逃さない。キックフェイントでジャック・ロビンソンをかわし、右足で流し込んだ。

 試合はこのままタイムアップ。シェフィールド・ユナイテッドの本拠地『ブラモール・レーン』でニューカッスルが怒涛のゴールラッシュを披露し、プレミアリーグで今季初の連勝を飾った。データサイト『Opta』によると、ニューカッスルは1試合の中で8名の異なる選手がゴールを記録したプレミアリーグ史上初のチームになったという(※オウンゴールは除く)。反対に、リーグ戦4988試合目だったシェフィールド・ユナイテッドはクラブ史上最大の点差をつけられての敗北となったようだ。なお、8失点以上を喫するのは1933年11月にミドルズブラに3−10で敗れて以来とのことだ。

 次節、ニューカッスルは27日にカラバオ・カップ3回戦のマンチェスター・シティ戦を挟み、30日にバーンリーをホームに迎える。一方、初白星を目指すシェフィールド・ユナイテッドは同じく30日にウェストハムと敵地で対戦予定だ。

【スコア】
シェフィールド・ユナイテッド 0−8 ニューカッスル

【得点者】
0−1 11分 シーン・ロングスタッフ(ニューカッスル)
0−2 31分 ダン・バーン(ニューカッスル)
0−3 35分 スヴェン・ボトマン(ニューカッスル)
0−4 56分 カラム・ウィルソン(ニューカッスル)
0−5 61分 アンソニー・ゴードン(ニューカッスル)
0−6 68分 ミゲル・アルミロン(ニューカッスル)
0−7 73分 ブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)
0−8 87分 アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)

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