今季の『サモラ賞』有力候補者か…ラ・リーガ序盤戦で傑出したパフォーマンスのGKは!?

2023年9月25日(月)21時7分 サッカーキング

序盤戦で傑出したパフォーマンスを見せるGK [写真]=Getty Images

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 スペイン紙『マルカ』は24日、ラ・リーガ序盤戦で傑出したパフォーマンスを見せるゴールキーパーに脚光を当てている。

 2023−24シーズンのラ・リーガ開幕から早くも1カ月が経ち、25日時点で第6節まで(アトレティコ・マドリードとセビージャは1試合未消化)を消化。順位表に目を向けると、バルセロナやレアル・マドリードが順調に勝ち点を積み上げていくなかで、ミチェル監督率いるジローナがこの2大巨頭に割って入っており、今後の台風の目となりそうだ。選手個人に関していえば、今夏に移籍金約1億3000万ユーロ(約154億円)でレアル・マドリードに加入したMFジュード・ベリンガムと、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が抜きん出た存在感を発揮。前者は6試合5得点で8月度のラ・リーガ月間MVP賞を受賞し、後者も6試合4得点を記録した。その他、セビージャに復帰したDFセルヒオ・ラモスやグラナダの“超新星”FWブライアン・サラゴサ、ベティスで輝きを取り戻すMFイスコなど、見どころ盛り沢山な序盤戦となっている。

 そのなかで、スペイン紙『マルカ』はゴールキーパーに注目。同紙によると、ここまで最もセーブ数が多いのは、アスレティック・ビルバオ及びスペイン代表の正守護神でもあるウナイ・シモンとのことだ。6試合中4試合でクリーンシートを達成し、失点数はラス・パルマスと並んで最小となる「4」。何より驚異的なのが27本のセーブ数で、この数字はダビド・ソリア(ヘタフェ)の22本、アルバロ・バジェス(ラス・パルマス)とアレックス・レミロ(レアル・ソシエダ)の20本、ヘレミアス・レデスマ(カディス)とストール・ディミトゥリエフスキ(ラージョ・バジェカーノ)の19本を凌いで、リーグトップと報じている。

 またラ・リーガには、1シーズンで1試合当たりの平均失点数が最も少なかったゴールキーパーに贈られる『サモラ賞』というものがある。昨シーズンはマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)が「0.49」で受賞したが、現時点では「1.0」で3位タイ。その上をいくのが、「0.67」を誇っているアルバロ・バジェスとウナイ・シモンの2選手となっている。

 ウナイ・シモンが生まれたスペイン北部のバスク州は、名ゴールキーパーを多く輩出している風土だ。これまでに、ホセ・アンヘル・イリバル氏やアンドニ・スビサレッタ氏といったバスク人守護神も『サモラ賞』を受賞しているが、現時点でレースを先頭で引っ張るウナイ・シモンは初の栄誉に輝くのだろうか。

サッカーキング

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