【神戸新聞杯】コントレイルの相手は「6〜8番人気馬」が狙い目 1倍台がいる重賞の攻略法

9月25日(金)6時0分 SPAIA

1倍台がいる重賞インフォグラフィックⒸSPAIA

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1倍台は意外と勝ち切れない

今週は東西で二つのGⅡが行われる。中山のオールカマーもさることながら、なんといっても注目は無敗の二冠馬コントレイルが始動する神戸新聞杯だろう。父ディープインパクト以来15年ぶりとなる無敗の三冠達成へ向け圧倒的な走りが期待される。
しかしコントレイルがいるために馬券的な意味では妙味が少なく、買い方が問われるレースに映る。そこで今回は断然の1番人気(1.0倍〜1.9倍)がいる重賞で、どのように買い目を組み立てれば回収率が高まるか検証していく(使用するデータは特記ない限り2010年9月26日〜2020年9月19日)。

過去10年の重賞1倍台の馬の成績ⒸSPAIA

まずは重賞で1倍台に支持された馬の成績を確認する。人気に応えて勝ち切るケースは意外に少なく、勝率は50%を下回っている。

単勝1.4倍以下に限定しても【57-16-5-14】勝率62.0%にとどまるように、取りこぼすケースが少なくない。
あのナリタブライアンですら、春二冠からの復帰初戦だった京都新聞杯(1.0倍)でスターマンに差し切られて2着に敗れていることを思い出したい。重賞で1倍台の馬がいたレースにおいて2〜4番人気の単勝を買い続けた場合の回収率は98%と上々で、コントレイル以外の馬を頭に据えてみるのもあながち悪くない戦略といえる。
ただ、コントレイルに騎乗する福永祐一騎手は重賞1倍台で目下3連勝中。1.4倍以内に限ると【6-1-2-0】、3歳限定戦に限ると【4-1-1-0】といずれも着外に敗れたケースは一度もない。1着は疑っても、馬券の買い目から完全に消す戦略はさすがに無謀か。
ちなみに重賞×単勝1倍台で最も信頼できるのはM.デムーロ騎手で、なんと【8-7-1-0】とパーフェクト馬券圏内、連対率も93.8%ある。唯一の3着は先日の札幌記念(ラッキーライラック3着、単勝1.9倍)だった。

「1倍台キラー」のデムーロ・ルメール

過去10年の単勝1倍台がいるレース2番人気以下の騎手成績ⒸSPAIA


次に、「1倍台の馬がいる重賞」で、その馬以外に騎乗した際の騎手別成績を調べてみた。
ここでも最も回収率がいいのはデムーロ騎手。勝率22.1%は後述するルメール騎手を僅差で上回り、単勝回収率は207%と大台に乗っている。近年では1倍台のグランアレグリアをアドマイヤマーズで二たび負かした朝日杯FS・NHKマイルCや、サトノクラウンに騎乗して、春古馬三冠に王手をかけていたキタサンブラック(1.4倍)を破った宝塚記念が記憶に新しい。
以上の例で分かるようにジャイアントキリングを成すシーンが多く、15勝に比べ2着がわずか1回。狙うなら単系の馬券が賢い選択だ。神戸新聞杯では京都新聞杯2着馬マンオブスピリットに騎乗予定。一発狙いの策を練っているに違いない。
今週日曜は中山で騎乗するため神戸新聞杯には参戦しないが、ルメール騎手も負けていない。複勝率4割超えはデムーロ騎手より上で、単勝回収率168%・複勝回収率110%はともにプラス域をキープしている。
ルメール騎手を買いたいのは3〜6番人気の中穴までで、該当条件では【7-1-2-30】勝率23.3%、単勝回収率250%。こちらも買うなら連系馬券ではなく、潔く馬券のアタマに据えたいところ。秋華賞や菊花賞で三冠阻止にどのような騎乗を見せるか楽しみだ。
1倍台を「負かす」デムーロ・ルメール騎手とは一風変わって、強い馬のいるレース展開で上手に立ち回って2着を拾ってくれるのが藤岡佑介騎手。勝率は3.9%にとどまっているものの、インディチャンプがいたマイラーズCでのベステンダンク(57.3倍)、グランアレグリアが人気を集めた朝日杯FSでのクリノガウディー(77.4倍)、ルヴァンスレーヴが勝ったチャンピオンズCでのウェスタールンド(32.1倍)が、それぞれの馬の持ち味を生かした好騎乗だった。神戸新聞杯ではグランデマーレに騎乗予定。コントレイルと同馬の馬単1点も検討する価値ありだ。

コントレイルを信頼するならこう買え!

過去10年の単勝1倍台がいるレース主な買い目と回収率成績ⒸSPAIA

最後に、1倍台の馬がいるレースでは具体的にどのような買い目を組めばいいか、さまざまな条件において考えていく。
デムーロ騎手と1倍台の馬を組み合わせた馬連は、意外にも回収率が良くない。大レースで的中したのは2015年朝日杯FSのリオンディーズ—エアスピネル決着ぐらいで、デムーロ騎手が好走したレースでは相手の馬が3着以下に敗れるケースが極めて多い。やはり、買うならばデムーロ騎手の単勝(回収率207%)がシンプルかつ最も威力の高い馬券といえそうだ。これとは対照的に、ルメール騎手と1倍台のセットはよく当たっている。
人気別で見ると1番人気と中穴(6〜8番人気)との馬連回収率が高い。抜けた馬が1頭いる時のレースは、対抗馬たちが1番人気を意識した競馬をして返り討ちにあうことがよくある。そうして崩れた馬を尻目に欲を出さなかった穴馬が差し届く、あるいは残るような展開が多く、この的中率と回収率の高さにつながっているようだ。

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