ニューガーデンが王者争いにギリギリ踏みとどまるポール奪取。パロウは10番手に/インディカー最終戦ロングビーチ予選

2021年9月26日(日)6時25分 AUTOSPORT web

 ロングビーチで開催されているNTTインディカー・シリーズ最終戦。25日に行われた予選は、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が今シーズン4度目となるポールポジションを獲得した。


 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、Q1で敗退し予選16番手から最終戦に挑む。


 アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)がパト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)に35ポイント差をつけ2021年の最終戦を迎えたインディカー・シリーズ。最後の舞台は、カリフォルニア州南部のロングビーチコンベンションセンターの特設コースだ。


 コロナ禍により、2年ぶりの開催となったロングビーチ戦。前日のプラクティスでは、コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)がトップタイム。パロウは3番手と上々の走り出し。オワードは16番手となった。


 予選前のプラクティスでもハータは引き続きトップタイムを記録。一方、オワードは8番手、パロウは16番手で予選を迎えた。


 ふたつに分かれて走行が行われるQ1。グループ1は、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がトップタイム。スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が2番手で、パロウ、オワードが続きQ2進出へ。


 グループ2は、フェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)がトップ通過。移籍を発表したロマン・グロージャン(デイル・コイン)も4番手でQ2進出を果たす。


 プラクティストップだったハータは7番手、佐藤琢磨は8番手でQ1敗退となった、


 12台中上位6台がQ3へと進出する予選Q2。トップはグロージャン。ディクソンが2番手。スポット参戦するエリオ・カストロネベス(メイヤー・ションク・レーシング)が4番手の速さをみせる。


 オワードは8番手、パロウは10番手でQ2敗退となった。

2022年はフル参戦するエリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング)


 ポールポジションを争う予選Q3では、逆転チャンピオン獲得にフルポイントの54ポイントが必要なニューガーデンがトップタイム。今季4度目のポールポジションを獲得し王者争いにギリギリ踏みとどまった。2番手にディクソン、3番手にカストロネベス。


 ランキングトップのパロウは、11位以上でフィニッシュすれば自力でチャンピオン決定だ。


 誰が2021年のインディカー王者となるのか? 注目の決勝レースは、26日15時30分(日本時間27日4時30分)にスタートを迎える。

35ポイントリードと有利な状況で最終戦を迎えたアレックス・パロウ

8番手から王者獲得へ優勝を狙うパト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)

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