【神戸新聞杯予想】本命コントレイルも相手にひと工夫 「ダービー不出走組馬」「夏競馬で2勝クラス以上の勝ち馬」を狙え

9月26日(土)17時0分 SPAIA

2020年神戸新聞杯インフォグラフィック

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ダービー最先着馬は連対率100%

9月27日(日)に中京競馬場で行われる神戸新聞杯(GⅡ・芝2200m)。今年の注目は無敗の3冠を目指すコントレイル。例年と異なり中京競馬場での開催で、距離も1F短い2200mであるが、果たしてどれだけ強いパフォーマンスを見せるかが楽しみである。しかし、コントレイル以下は非常に能力が拮抗しており、一筋縄ではいかなさそうなメンバーである。過去5年の傾向も含めながら予想していく。

過去5年の神戸新聞杯 ダービー組の成績


まずは、日本ダービー出走組のデータについて見ていく。過去5年、神戸新聞杯に出走した馬の中でダービー最先着の馬は[3-2-0-0]とパーフェクトである。

このデータに関しては過去10年に広げても連対を外している例はなく、コントレイルにとっては追い風のデータだ。
逆にダービーで2番目に着順が良かった馬の成績は過去5年で[1-0-0-4]とあまり良くない。過去10年に広げると[2-1-0-7]となるが、連対した年は8頭、11頭、12頭と少頭数だった。14頭以上の多頭数で馬券内に入った例は2007年のドリームジャーニーまで遡らなければならない。ちなみに今年の該当馬はヴェルトライゼンデだが、当馬はそのドリームジャーニー産駒という面白い巡り合わせである。
また、その他のダービー組の成績は過去5年で[0-1-2-11]、複勝率は21.4%ながら3頭が馬券に絡んでいる。ダービーで着順があまり良くなかった馬にも、2、3着であればチャンスがありそうだ。

ダービー不出走組は2勝クラス突破が重要

神戸新聞杯出走馬のダービー不出走組成績


続いて、ダービー不出走組のデータについて見ていく。ダービー不出走組の成績は[1-2-3-32]とダービー組の[4-3-2-15]には及ばないが、1年に1頭は馬券内に絡んでおり注意する必要がある。
ダービー不出走組を細かく見てみると、ダービーの翌週以降の夏競馬において2勝クラス以上のレースで勝利している馬の成績が[1-2-1-6]、複勝率40.0%と好成績。これに対し、夏の間に出走したものの勝利がない馬または1勝クラスまでしか勝利がない馬は1頭も馬券に絡んでいない。
ダービーに出走していなかった馬が好走するには、2勝クラスを突破するくらいの実力がなければここでは通用しないということだろう。なお、ダービーに出走せず夏の間も不出走だった馬は[0-0-2-4]。この2頭は重賞で3番人気以内に推された経験があったことからも、重賞で上位の素質をうかがわせる馬でないと厳しいだろう。

コントレイルの1強

以上を踏まえて本命はコントレイル。断然の1番人気を本命に推すのは面白みのない予想だと思われるかもしれないが、ここでは逆らう要素が無い。ダービーでは先団につけながら、上がり最速の脚を使い突き抜けた。しかも直線でソラを使いながらのパフォーマンスであり、他馬との能力の違いが際立っている。
皐月賞ではダッシュが付かず後ろからの競馬になったが、きっちりとサリオスを差し切っており、どこからでも競馬ができることを示した。よほどのことがない限り負けないとみて本命に推す。
対抗はディープボンド。前走のダービーでは外枠の影響もあり、常に外を回るロスがあったにもかかわらず5着に踏みとどまった。春は中2週以下で4戦こなしており、タフなローテーションの中で出した結果としては十分だろう。今年の出走メンバーを見ると、重賞勝ちの実績はかなり有利。前目で運べるのは魅力的であり、相性の良いダービー組ということで積極的に狙いたい。
3番手はパンサラッサ。前走のラジオNIKKEI賞では、逃げ切ったバビットについていっての2着。バビットには完敗だったが、枠の差を考慮するとそこまで大きくは負けておらず、同じようなポジションにいた馬は下位に沈んでいるように、厳しい流れの中で好走した。
バビットはセントライト記念を勝ち、4着のパラスアテナが紫苑Sで2着とレースレベルも高いと言える。週中から連日降った雨の影響が残り、馬場が渋った状態で土曜の競馬が行われれば、日曜日までに芝の荒れが進みこの馬に合った馬場になるだろう。
4番手はターキッシュパレス。不良馬場で行われた前走の信濃川特別は、好位追走から鋭く伸びて完勝。ラジオNIKKEI賞で差のない5着だったルリアンを完封しており、力は十分に通用すると考える。今回はかなり人気がないように思われるが、左回りは2戦2勝で渋った馬場も向いている。2勝クラスを突破した地力は侮れない。
5番手にファルコニア。春はスプリングS4着、京都新聞杯3着と惜しくもクラシックの舞台に届かなかったとはいえ、常に差のない競馬をしており、トライアルでも上位人気に支持されていることから地力はある。ここは人気が落ちそうなので狙ってみたい。
ヴェルトライゼンデはケガ明けのうえに中間に熱発。まだ仕上がり切っていないとみてここは軽視。能力の高さは間違いないが、人気のわりにリスクが高いここは見送りが妥当。もし3着内に来た場合は配当も安くトリガミになりかねないのでその時は諦める。
買い目は馬連◎—○▲△×で◎−○は厚めに張りたい。また、当日の人気があまりにもないなら△ターキッシュパレスからのワイドもトリガミにならない程度に押さえておきたい。(文:川崎)
2020神戸新聞杯予想印
◎コントレイル
○ディープボンド
▲パンサラッサ
△ターキッシュパレス
×ファルコニア
ライタープロフィール
京都大学競馬研究会
今年で25周年を迎える、京都大学の競馬サークル。馬主や競馬評論家など多くの競馬関係者を輩出した実績を持つ。また書籍やGⅠ予想ブログ等も執筆。回収率100%超えを目指す本格派が揃う。

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