ミック・シューマッハー、ニュルブルクリンクでF1アイフェルGPのフリー走行1回目に出走へ
2020年9月29日(火)21時49分 AUTOSPORT web

9月29日(火)、アルファロメオ・レーシング・オーレンは、プレマ・レーシングからFIA-F2に参戦するミック・シューマッハーがニュルブルクリンクで行われるF1第11戦アイフェルGPでフリー走行1回目に出走することを発表した。
7度のF1チャンピオンであるミハエル・シューマッハーの息子で現在21歳のミックは、フェラーリのドライバー育成システム『フェラーリドライバーアカデミー(FDA)』に所属しており、今年はF2で2年目のシーズンを過ごしている。2勝を挙げ、ロシアでの第10戦を終えた時点でドライバーズランキングではトップだ。
そんなミックは、コロナ禍で急きょ2020年シーズンのカレンダーに加わったニュルブルクリンクでのアイフェルGPで、フリー走行1回目に出走することが決定。アントニオ・ジョビナッツィのマシンをドライブするという。2019年にはフェラーリとアルファロメオからテストに参加した経験を持つミックだが、フリー走行に参加するのはこれが初めてとなる。
ミックはアルファロメオのプレスリリースにおいて、チームやFDAへの感謝を述べ、当日に向けてしっかりと準備をしていくと述べた。
「フリー走行でのこのチャンスを得たことをとても嬉しく思っている。ニュルブルクリンクにおいて、母国の観客の前で行われるF1の週末に初めて参加することにより、この瞬間はもっと特別なものになる」
「バーレーンでのテストから1年半後の今、もう一度F1の雰囲気を味わう機会をくれたことについて、アルファロメオ・レーシング・オーレンとフェラーリドライバーアカデミーに感謝したい」
「チームのために最善の仕事ができるように、そして週末に向けて貴重なデータを得ることができるように、これから10日間はしっかりと準備をしていくよ」