2020-21シーズンの欧州5大リーグ、ユニフォームの最多ブランドはどこ?
2020年9月29日(火)16時26分 サッカーキング
サッカーでは、スパイクと並んで欠かせないアイテムのユニフォーム。ナイキやアディダス、プーマといった知名度の高いスポーツブランドが大きなシェアを占めていると予想できるが、実際のところはどうなのだろうか。
アルゼンチンのメディア『PlanetaFobal』は、2020−21シーズンの欧州5大リーグのユニフォームサプライヤーを調査。各ブランドの採用チーム数をランキング形式で発表している。
▼12位タイ 1チーム
◇アチェルビス(イタリア)……スペツィア(イタリア)
◇エレア(イタリア)……パルマ(イタリア)
◇ロット(イタリア)……ディジョン(フランス)
◇ゼウス(イタリア)……クロトーネ(イタリア)
◇ウールシュポルト(ドイツ)……ケルン(ドイツ)
◇ル・コック・スポルティフ(フランス)……サンテティエンヌ(フランス)
◇アンダーアーマー(アメリカ)……サウサンプトン(イングランド)
欧州5大リーグで唯一のユニフォームサプライヤーとなっているブランドは7社存在する。一般的には自国のクラブをスポンサードする構図となっているが、『ロット』(イタリア)はディジョン(フランス)を、『アンダーアーマー』(アメリカ)はサウサンプトン(イングランド)をサポートしている。
▼9位タイ 2チーム
◇ヤコ(ドイツ)……レヴァークーゼン、シュトゥットガルト(いずれもドイツ)
◇ケルメ(スペイン)……アラベス、ウエスカ(いずれもスペイン)
◇ニューバランス(アメリカ)……アスレティック・ビルバオ(スペイン)、リール(フランス)
2015年2月にサッカー界への進出を発表した『ニューバランス』に対し、『ヤコ』や『ケルメ』は自国のサッカークラブを長年サポートしてきた。FW岡崎慎司の所属するウエスカは、2018年に『ケルメ』とのスポンサー契約を締結。2020−21シーズンのファーストユニフォームのモデルに岡崎が採用されたことも大きな話題となった。
▼8位 3チーム
◇ヒュンメル(デンマーク)……エヴァートン(イングランド)、エルチェ(スペイン)、フライブルク(ドイツ)
デンマーク代表のサプライヤーとしても知られる『ヒュンメル』。今季の欧州5大リーグでは、エヴァートン、エルチェ、フライブルクの3チームをスポンサードしている。ちなみに同社は、世界で初めてスタッド付きのサッカースパイクを開発した企業として知られている。
▼7位 5チーム
◇アンブロ(イングランド)……ウェストハム、バーンリー(いずれもイングランド)、シャルケ、ブレーメン(いずれもドイツ)、スタッド・ランス(フランス)
1924年にイングランドで誕生したフットボールブランド『アンブロ』。過去にはイングランド代表のサプライヤーを務めていたが、今季のプレミアリーグでは2チームと契約を結んでいるだけだ。
▼6位 6チーム
◇ホマ(スペイン)……ビジャレアル、エイバル、ヘタフェ(いずれもスペイン)、アタランタ、トリノ(いずれもイタリア)、ホッフェンハイム(ドイツ)
『ホマ』は世界のスポーツ市場での売り上げでトップ10に名を連ねる、スペインの最も重要なスポーツブランド。リーガ・エスパニョーラでは、MF久保建英が所属するビジャレアル、MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するエイバル、そしてヘタフェの3チームのサプライヤーを務めており、『アディダス』(5チーム)、『ナイキ』(4チーム)に次いで契約チーム数が多い。
▼4位タイ 11チーム
◇カッパ(イタリア)……ナポリ、フィオレンティーナ、ジェノア、ベネヴェント(いずれもイタリア)、ロリアン、メス、モナコ、アンジェ(いずれもフランス)、ベティス(スペイン)、マインツ(ドイツ)、アストン・ヴィラ(イングランド)
◇マクロン(イタリア)……ラツィオ、ボローニャ、サンプドリア、ウディネーゼ、ヴェローナ(いずれもイタリア)、ナント、ニース、RCランス(いずれもフランス)、レアル・ソシエダ、レバンテ(いずれもスペイン)、ビーレフェルト(ドイツ)
契約チーム数で『アディダス』、『ナイキ』、『プーマ』の3大ブランドに次ぐのがイタリアに本社を置く『カッパ』と『マクロン』。それぞれ11チームのサプライヤーを務めている。リーグ別にみると、やはりセリエAでの存在感が大きく、両社合わせて9チームをスポンサード。リーグ・アンでも両社と契約を結ぶチームが7つもある。
▼3位 12チーム
◇プーマ(ドイツ)……マンチェスター・C、ニューカッスル、ウェスト・ブロムウィッチ、クリスタル・パレス(いずれもイングランド)、レンヌ、ニーム、マルセイユ(いずれもフランス)、ミラン、サッスオーロ(いずれもイタリア)、ドルトムント、ボルシアMG(いずれもドイツ)、バレンシア(スペイン)
第3位は『プーマ』。マンチェスター・C、マルセイユ、ミラン、ドルトムントなど、各国の強豪クラブをスポンサード。先日には、パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールとスポンサー契約を結んだことが世界中で大きな話題となった。
▼2位 17チーム
◇ナイキ(アメリカ)……フランクフルト、ヘルタ、ライプツィヒ、アウクスブルク、ヴォルフスブルク(いずれもドイツ)、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、セビージャ、グラナダ(いずれもスペイン)、リヴァプール、チェルシー、トッテナム、ブライトン(いずれもイングランド)、インテル、ローマ(いずれもイタリア)、パリ・サンジェルマン、モンペリエ(いずれもフランス)
リーグ別に見ると、『アディダス』と『プーマ』のお膝元であるドイツで、最多5チームが契約を結んでいるのが興味深い。ちなみに、ブンデスリーガで『プーマ』、あるいは『アディダス』と契約を結ぶのは2チームずつとなっている。MF南野拓実が所属するリヴァプールは、今季から『ナイキ』と契約。契約金は明かされていないが、イギリス史上最高額だと報じられている。
▼1位 20チーム
◇アディダス(ドイツ)……レスター、リーズ、アーセナル、マンチェスター・U、フルアム、シェフィールド・U、ウルヴァーハンプトン(いずれもイングランド)、カディス、バジャドリード、レアル・マドリード、セルタ、オサスナ(いずれもスペイン)、ストラスブール、ボルドー、リヨン、スタッド・ブレスト(いずれもフランス)、ユヴェントス、カリアリ(いずれもイタリア)、バイエルン、ウニオン・ベルリン(いずれもドイツ)
2020−21シーズンの欧州5大リーグで、ユニフォームの最多ブランドとなったのは『アディダス』だった。契約チーム数をリーグ別にみると、プレミアリーグが最多7チーム。リーガ・エスパニョーラが5チーム、リーグ・アンが4チーム、そしてセリエAとブンデスリーガが2チームずつとなっている。このうち、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、リーグ・アンでは“最大派閥”となっており、欧州主要リーグで広く採用されていることが分かる。
(記事/Footmedia)
アルゼンチンのメディア『PlanetaFobal』は、2020−21シーズンの欧州5大リーグのユニフォームサプライヤーを調査。各ブランドの採用チーム数をランキング形式で発表している。
▼12位タイ 1チーム
◇アチェルビス(イタリア)……スペツィア(イタリア)
◇エレア(イタリア)……パルマ(イタリア)
◇ロット(イタリア)……ディジョン(フランス)
◇ゼウス(イタリア)……クロトーネ(イタリア)
◇ウールシュポルト(ドイツ)……ケルン(ドイツ)
◇ル・コック・スポルティフ(フランス)……サンテティエンヌ(フランス)
◇アンダーアーマー(アメリカ)……サウサンプトン(イングランド)
欧州5大リーグで唯一のユニフォームサプライヤーとなっているブランドは7社存在する。一般的には自国のクラブをスポンサードする構図となっているが、『ロット』(イタリア)はディジョン(フランス)を、『アンダーアーマー』(アメリカ)はサウサンプトン(イングランド)をサポートしている。
▼9位タイ 2チーム
◇ヤコ(ドイツ)……レヴァークーゼン、シュトゥットガルト(いずれもドイツ)
◇ケルメ(スペイン)……アラベス、ウエスカ(いずれもスペイン)
◇ニューバランス(アメリカ)……アスレティック・ビルバオ(スペイン)、リール(フランス)
2015年2月にサッカー界への進出を発表した『ニューバランス』に対し、『ヤコ』や『ケルメ』は自国のサッカークラブを長年サポートしてきた。FW岡崎慎司の所属するウエスカは、2018年に『ケルメ』とのスポンサー契約を締結。2020−21シーズンのファーストユニフォームのモデルに岡崎が採用されたことも大きな話題となった。
▼8位 3チーム
◇ヒュンメル(デンマーク)……エヴァートン(イングランド)、エルチェ(スペイン)、フライブルク(ドイツ)
デンマーク代表のサプライヤーとしても知られる『ヒュンメル』。今季の欧州5大リーグでは、エヴァートン、エルチェ、フライブルクの3チームをスポンサードしている。ちなみに同社は、世界で初めてスタッド付きのサッカースパイクを開発した企業として知られている。
▼7位 5チーム
◇アンブロ(イングランド)……ウェストハム、バーンリー(いずれもイングランド)、シャルケ、ブレーメン(いずれもドイツ)、スタッド・ランス(フランス)
1924年にイングランドで誕生したフットボールブランド『アンブロ』。過去にはイングランド代表のサプライヤーを務めていたが、今季のプレミアリーグでは2チームと契約を結んでいるだけだ。
▼6位 6チーム
◇ホマ(スペイン)……ビジャレアル、エイバル、ヘタフェ(いずれもスペイン)、アタランタ、トリノ(いずれもイタリア)、ホッフェンハイム(ドイツ)
『ホマ』は世界のスポーツ市場での売り上げでトップ10に名を連ねる、スペインの最も重要なスポーツブランド。リーガ・エスパニョーラでは、MF久保建英が所属するビジャレアル、MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するエイバル、そしてヘタフェの3チームのサプライヤーを務めており、『アディダス』(5チーム)、『ナイキ』(4チーム)に次いで契約チーム数が多い。
▼4位タイ 11チーム
◇カッパ(イタリア)……ナポリ、フィオレンティーナ、ジェノア、ベネヴェント(いずれもイタリア)、ロリアン、メス、モナコ、アンジェ(いずれもフランス)、ベティス(スペイン)、マインツ(ドイツ)、アストン・ヴィラ(イングランド)
◇マクロン(イタリア)……ラツィオ、ボローニャ、サンプドリア、ウディネーゼ、ヴェローナ(いずれもイタリア)、ナント、ニース、RCランス(いずれもフランス)、レアル・ソシエダ、レバンテ(いずれもスペイン)、ビーレフェルト(ドイツ)
契約チーム数で『アディダス』、『ナイキ』、『プーマ』の3大ブランドに次ぐのがイタリアに本社を置く『カッパ』と『マクロン』。それぞれ11チームのサプライヤーを務めている。リーグ別にみると、やはりセリエAでの存在感が大きく、両社合わせて9チームをスポンサード。リーグ・アンでも両社と契約を結ぶチームが7つもある。
▼3位 12チーム
◇プーマ(ドイツ)……マンチェスター・C、ニューカッスル、ウェスト・ブロムウィッチ、クリスタル・パレス(いずれもイングランド)、レンヌ、ニーム、マルセイユ(いずれもフランス)、ミラン、サッスオーロ(いずれもイタリア)、ドルトムント、ボルシアMG(いずれもドイツ)、バレンシア(スペイン)
第3位は『プーマ』。マンチェスター・C、マルセイユ、ミラン、ドルトムントなど、各国の強豪クラブをスポンサード。先日には、パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールとスポンサー契約を結んだことが世界中で大きな話題となった。
▼2位 17チーム
◇ナイキ(アメリカ)……フランクフルト、ヘルタ、ライプツィヒ、アウクスブルク、ヴォルフスブルク(いずれもドイツ)、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、セビージャ、グラナダ(いずれもスペイン)、リヴァプール、チェルシー、トッテナム、ブライトン(いずれもイングランド)、インテル、ローマ(いずれもイタリア)、パリ・サンジェルマン、モンペリエ(いずれもフランス)
リーグ別に見ると、『アディダス』と『プーマ』のお膝元であるドイツで、最多5チームが契約を結んでいるのが興味深い。ちなみに、ブンデスリーガで『プーマ』、あるいは『アディダス』と契約を結ぶのは2チームずつとなっている。MF南野拓実が所属するリヴァプールは、今季から『ナイキ』と契約。契約金は明かされていないが、イギリス史上最高額だと報じられている。
▼1位 20チーム
◇アディダス(ドイツ)……レスター、リーズ、アーセナル、マンチェスター・U、フルアム、シェフィールド・U、ウルヴァーハンプトン(いずれもイングランド)、カディス、バジャドリード、レアル・マドリード、セルタ、オサスナ(いずれもスペイン)、ストラスブール、ボルドー、リヨン、スタッド・ブレスト(いずれもフランス)、ユヴェントス、カリアリ(いずれもイタリア)、バイエルン、ウニオン・ベルリン(いずれもドイツ)
2020−21シーズンの欧州5大リーグで、ユニフォームの最多ブランドとなったのは『アディダス』だった。契約チーム数をリーグ別にみると、プレミアリーグが最多7チーム。リーガ・エスパニョーラが5チーム、リーグ・アンが4チーム、そしてセリエAとブンデスリーガが2チームずつとなっている。このうち、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、リーグ・アンでは“最大派閥”となっており、欧州主要リーグで広く採用されていることが分かる。
(記事/Footmedia)