CL初出場のシェリフに金星許す…レアルのアンチェロッティ監督「説明するのは難しい」

2021年9月29日(水)10時52分 サッカーキング

試合後にコメントを残した、レアルのアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)・グループD第2節が28日に行われ、レアル・マドリード(スペイン)がシェリフ・ティラスポリ(モルドバ)にホームで1−2と不覚を取った。試合後、レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督がインタビューに答え、その内容を29日にスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 前節、CL本大会初勝利を収めたシェリフの勢いは、レアルも飲み込んだ。前半25分、ウズベキスタン代表FWジャスールベク・ヤフシボエフのヘディング弾でシェリフが先制に成功。レアルは前半を1点ビハインドで折り返す。後半63分、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがエリア内で倒されてペナルティを獲得すると、フランス代表FWカリム・ベンゼマがPKを突き刺し、レアルが65分にスコアを振り出しに戻す。だが、シェリフは90分、ルクセンブルク代表MFセバスティアン・ティルが値千金の勝ち越し点を奪取。レアルは土壇場の失点により、1−2で黒星を喫した。

 試合後、アンチェロッティ監督は「心配というよりも、悲しいね。我々は最後まで激しく、献身的にプレーした」とコメント。「些細なことが原因で負けてしまった。チームはよく戦ったと思う。最後の数メートルの部分でもっと精度が高ければ良かったのかもしれないが、説明するのは難しい」と、よもやの敗戦に落胆の色を隠さなかった。

 また、アンチェロッティ監督は、後半途中からフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガを左サイドバックに据えた点についても言及。結果的にカマヴィンガのサイドから決勝点を許したことに関して、以下のように述べた。

「カマヴィンガはあの場所でのプレーに慣れていると思うし、(フェデリコ・)バルベルデも右サイドで前への押し出しを見せてくれていた。試合はコントロールされていたし、カマヴィンガを左サイドバックにしたから負けたわけではない。運悪くスローインがあったために負けたんだ」

 レアルは次節、10月19日にシャフタール戦を控えている。アウェイ戦だが、CLでの立て直しをはかる重要な一戦となる。

サッカーキング

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