MotoGP:2021年のドゥカティライダー4人が発表。マルティンが最高峰に昇格、バニャイアはワークスへ

2020年9月30日(水)19時16分 AUTOSPORT web

 9月30日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているドゥカティ・コルセは、2021年のMotoGPクラスに参戦する4人のライダーを発表。ジャック・ミラーに加えて、フランセスコ・バニャイアをドゥカティ・チームに昇格させ、プラマック・レーシングにヨハン・ザルコとホルヘ・マルティンを起用する。

フランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)


 5月27日にミラーと契約延長のオプションを含む2021年から1年間の契約を結び、ファクトリーチームに昇格させたドゥカティ・コルセ。今回新たにフランセスコ・バニャイアをドゥカティのファクトリーチームに起用することをアナウンスした。

ジャックミラー(プラマック・レーシング)


 そのため、来季はミラーとバニャイアのふたりがサテライトのプラマック・レーシングからワークスのドゥカティへ移籍することとなった。

ヨハン・ザルコ(エスポンソラーマ・レーシング)


 さらに、プラマック・レーシングのラインアップも同時に発表され、今季エスポンソラーマ・レーシングから参戦しているザルコとRed Bull KTM AjoからMoto2クラスに参戦しているマルティンが起用されることがわかった。

Moto2クラスに参戦しているホルヘ・マルティン(Red Bull KTM Ajo)
Moto2クラスに参戦しているホルヘ・マルティン(Red Bull KTM Ajo)


 2021年のMotoGPにドゥカティ・チームとプラマック・レーシングから参戦する4人のライダー全員は、同じ技術仕様の最新型のマシン、デスモセディチGPを駆ることも明かされている。


 2020年シーズン、ドゥカティ・チームから参戦しているアンドレア・ドヴィツィオーゾの今後の去就は発表されていないが、ダニロ・ペトルッチはレッドブルKTMテック3に移籍することが6月25日に発表されている。

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