アレイシ・エスパルガロが『弱虫ペダル』コラボのヘルメットを使用。Kabutoのレーシングサービスに潜入取材
2023年9月30日(土)9時17分 AUTOSPORT web

2023年のMotoGP第14戦日本GPが開催されているモビリティリゾートもてぎ。今大会でKabutoのヘルメットを使用するアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)は、日本GP限定スペシャルカラーで参戦している。彼をサポートするオージーケーカブトのレーシングサービスを突撃してみた。
ロードレース世界選手権では鳥羽海渡などがKabutoのヘルメットを使用していたが、2022年にレミー・ガードナーが着用を初めてからMotoGPクラスのレーシングギアデビューを果たている。ガードナーはSBKに移ったが、今年からアレイシ・エスパルガロがKabutoのヘルメットを愛用している。
自転車競技も好きで、ロードバイクでトレーニングを多く行うアレイシ・エスパルガロだけに、自転車用ヘルメットもバイクレース用のヘルメットも製作しているKabutoのヘルメットを被る機会はサーキットだけではない。
初日のMotoGPクラス走行後にKabutoのレーシングサービスにお邪魔すると、ヘルメットの清掃をしている最中だった。走行中に付着した汚れなどをとり、捨てシールドを貼り、乾燥機に乗せる工程だ。
スペシャルヘルメットのデザインは、自転車レースを舞台にした人気漫画『弱虫ペダル』。今回の日本GPでアレイシ・エスパルガロが「漫画とコラボしたい」という要望を出し、さらに自転車好きということもあり『弱虫ペダル』とのコラボが実現した。そして、このヘルメットは作者の渡辺航氏、秋田書店にももちろん許可をとって製作されている。
また、内装が白色なのはこのヘルメットだけで、アレイシ・エスパルガロの特注だという。
これに加えて、テストで使用していたカラーリングのレプリカ『F17アレイシ』が2023年12月に発売予定であることもレースウイーク中に発表された。そのヘルメットはオージーケーカブトのイベントブースで展示されている。