豊田章男会長、完勝での大量ポイントに感謝「追う立場で迎える終盤戦を楽しもう!」/WRCチリ後コメント全文
2024年9月30日(月)10時46分 AUTOSPORT web

9月26日(木)から29日(日)にかけて、南米チリにて2024WRC世界ラリー選手権の第11戦『ラリー・チリ・ビオビオ』が行われ、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合優勝を飾った。
シーズンも終盤に入り、タイトル争いも佳境に差し迫るこの大会でチームは4台のトヨタGRヤリス・ラリー1を出走。初日からトヨタ勢はスピードを発揮し、16本中13本のスペシャルステージ(SS)を制する圧倒的なペースを披露した。
暫定のポイント権が決まるデイ2では、ロバンペラとエルフィン・エバンスが他を寄せ付けないトップ争いを展開。暫定ポイントを確保し、最終日もワン・ツー体制を維持して多くのポイントをチームに持ち帰った。
もうひとりのマニュファクチャラー登録となっていたセバスチャン・オジエも、デイ1でタイヤパンク、デイ2でクラッシュしデイリタイアとなるなど首位争いからは遅れる多難の週末となったが、今大会最多の7本のSSを制するスピードでスーパーサンデーとパワーステージの両方を制し、日曜に最大のポイントを持ち帰った。
TGR-WRTの豊田章男会長は、第9戦フィンランド、第10戦ギリシャと難しい展開を歩んだTGR-WRTのメンバーへ、チリでの完勝を感謝するとともに、熾烈さを増すタイトル争いへ向けて激励のメッセージを送っている。WRCラリー・チリ・ビオビオ後のコメント全文は以下のとおりだ。
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豊田章男(TGR-WRT会長)
カッレ、ヨンネ、優勝おめでとう!
エルフィン、スコット、ワンツーフィニッシュをありがとう!
セブ、ヴァンサン、パワーステージトップをありがとう!
チームのみんな、1戦で獲れる最大ポイントの55得点をありがとう! みんな最高!
フィンランド、ギリシャと辛い結果が続いて、みんなも本当に苦しかったと思います。腐らずに改善を続けてきてくれた全員の努力が結果に表れて本当に良かった! 追う立場で迎える終盤戦をみんなで楽しもう!
ラリージャパンが本当に楽しみです!
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