広島が名古屋に逆転勝利! 上位進出に向けて貴重な白星を上げる

2023年9月30日(土)21時4分 サッカーキング

サンフレッチェ広島vs名古屋グランパス [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第29節が30日に行われ、サンフレッチェ広島と名古屋グランパスが対戦した。

 リーグ7位につける広島がホームの『エディオンスタジアム』に4位の名古屋グランパスを迎えての一戦。最初にチャンスを迎えたのはホームの広島。7分、相手陣中央の左でFKを獲得すると、キッカーの満田誠が右足でペナルティエリア中央に柔らかい浮き球を供給。ピエロス・ソティリウが頭で合わせ、シュートを放ったものの、このシュートは右ポストに阻まれ、ゴールとはならなかった。

 一方の名古屋は15分、キャスパー・ユンカーのヒールパスに反応した前田直輝がペナルティエリア中央から左足でシュートを放つ。しかし、相手GKのセーブに遭い、得点には至らなかった。

 27分、広島がチャンスを迎える。塩谷司が相手陣中央の右でボールを奪うと、中央に切り込み、左足でペナルティエリア右にパスを送る。これを受けたマルコス・ジュニオールが左足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。先制点とはならなかった。

 続けて36分、ホームの広島が再びチャンスを迎える。川村拓夢が相手陣中央から左足で思い切りのよいミドルシュートを放つと、ボールはクロスバーに直撃。ゴールとはならなかった。その後、スコアは動くことなく、ゴールレスで試合を折り返した。

 迎えた後半、名古屋が先制に成功する。57分、永井謙佑が自陣のセンターサークル内から右足でスルーパスを送ると、このボールは相手DFにカットされるが、ユンカーに当たって入れ替わり、ユンカーは相手GKと1対1に。最後はペナルティエリア手前の中央から左足で冷静にループシュートを放ち、このボールがゴールに吸い込まれて先制に成功した。

 1点追うこととなった広島だが、72分、味方の横パスを右サイドの相手陣中央で受けた越道草太がドリブルで縦に運び、そのまま右足でクロスを供給。これにいち早く反応した加藤陸次樹が、右足で合わせてゴールネットを揺らした。

 勢いに乗る広島は81分、エゼキエウがペナルティエリア左に右足でスルーパスを送ると、ドウグラス・ヴィエイラが反応。ドウグラス・ヴィエイラはボールを受けようとしたものの、相手DFに倒された。これがPKの判定となり、ファウル受けたドウグラス・ヴィエイラがPKキッカーを務め、相手GKの逆を突いてゴール右下に流し込んだ。

 逆転に成功した広島はその4分後、越道が右サイドを駆けあがり、右サイドの相手陣深くからクロスを送ると、ペナルティエリア左で加藤が受けて右足でシュートを放つ。これは相手DFに当たるが、ボールはペナルティエリア中央へ。これにいち早く反応したエゼキエウが頭でゴールに押し込んみ、リードを2点に広げた。

 その後、名古屋はボールを保持し、相手陣内に押し込む展開を作ったものの、最後までゴールを奪うことはできず。試合はこのまま終了し、勝利した広島はリーグ戦2試合ぶりの白星、敗れた名古屋はリーグ戦2試合ぶりの敗戦となった。

 次節は21日に行われ、広島はホームでセレッソ大阪と対戦し、名古屋は敵地でアビスパ福岡と激突する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 3−1 名古屋グランパス

【得点者】
0−1 57分 キャスパー・ユンカー(名古屋)
1−1 72分 加藤陸次樹(広島)
2−1 81分 ドウグラス・ヴィエイラ(広島)
3−1 85分 エゼキエウ(広島)

サッカーキング

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