バイエルンが2季ぶり独スーパー杯制覇!…2点差追いつかれるもキミッヒが執念の決勝弾

2020年10月1日(木)5時23分 サッカーキング

バイエルンが2年ぶりのDFLスーパーカップ制覇 [写真]=Getty Images

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 DFLスーパーカップが9月30日に行われ、バイエルンとドルトムントが対戦した。

 昨季3冠を達成したバイエルンと昨季ブンデスリーガ2位のドルトムントが激突。2年連続で同じカードとなり、昨シーズンはドルトムントが2−0で制して5年ぶり6度目の優勝を飾っていた。また、この試合はブンデスリーガ1部で初の女性審判となったビビアナ・シュタインハウス主審が担当。シュタインハウス主審はDFLスーパーカップを裁く初の女性主審になったと同時に、この試合をもって引退することを表明している。

 27日のブンデスリーガ第2節でホッフェンハイムに1−4で完敗し、公式戦33試合ぶりに黒星を喫した王者バイエルン。休むまもなく中2日でドルトムントとの“デア・クラシカー”を迎えたが、開始18分に先手を取った。カウンターで右サイドを抜け出したロベルト・レヴァンドフスキが折り返し、中央に走り込んだコランタン・トリッソが合わせる。シュートはGKとクロスバーに弾かれたが、トリッソ自ら押し込んで先制点を挙げた。

 さらに32分、アルフォンソ・デイヴィスが左サイドからクロスを送ると、ファーポストのトーマス・ミュラーが頭で叩き込んで追加点を挙げた。ドルトムントも39分、左サイドの高い位置でボールを奪うと、ダイレクトでつなぎ、最後はユリアン・ブラントがエリア右からゴール左隅に突き刺して1点を返した。

 1点ビハインドで折り返したドルトムントは55分に試合を振り出しに戻す。敵陣中央でマヌエル・アカンジがボールをカットし、こぼれ球を拾ったトーマス・デラネイが前線へスルーパスを送る。これで抜けた出したアーリング・ハーランドが左足シュートをゴール左隅に沈めて同点ゴールを挙げた。

 追いついたドルトムントは60分、ハーランドが再び抜け出して左足を振り抜いたが、今度はGKマヌエル・ノイアーの好セーブに阻まれれる。70分にはエリア右でパスを受けたフェリックス・パスラックが右足で狙ったが、枠を捉えられなかった。

 スコアが再び動いたのは82分。ジョシュア・キミッヒがセンターサークル内でボールをカットし、そのまま持ち上がって右サイドへパス。これを受けたレヴァンドフスキが中央に折り返し、キミッヒが右足シュート。これはGKに阻まれたが、こぼれ球を倒れ込みながら執念の左足シュートで勝ち越しのゴールネットを揺らした。

 試合はこのまま終了し、バイエルンがドルトムントに競り勝って2シーズンぶり8回目のDFLスーパーカップ制覇を果たした。

 次戦のブンデスリーガ第3節は、バイエルンが10月4日にホームでヘルタ・ベルリンと、ドルトムントは同3日にホームでフライブルクと対戦する。

【スコア】
バイエルン 3−2 ドルトムント

【得点者】
1−0 18分 コランタン・トリッソ(バイエルン)
2−0 32分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
2−1 39分 ユリアン・ブラント(ドルトムント)
2−2 55分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
3−2 82分 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)

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