「寿司をたくさん食べて鈴鹿を速く泳ぐ!」レッドブルF1のふたりが日本GPに先駆け来日

2017年10月3日(火)17時1分 AUTOSPORT web

 10月3日、10月6〜8日に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPに向け、レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンの会見が行われた。


 フェルスタッペンは、鈴鹿サーキットの印象について「(コース幅が)とても狭くて、ウォールとグラベルがすぐ待ち構えている。各コーナーのコンビネーションもうまくやらなければならない」と語る。


「今年のマシンはより速く、よりワイドになっているからさらに難しくなるね」

「鈴鹿は芸術的なトラックだ」とフェルスタッペン


 マレーシアGPで姉妹チームのトロロッソからF1デビューしたピエール・ガスリーについては「とてもナイスガイだ」とコメント。


「とてもいい週末をマレーシアでは過ごしていたね。シーズンのなかでも特に体力的に厳しく簡単ではないマレーシアでのレースをよくこなしていた。来年F1をドライブすることを期待しているよ」


 チームメイトのリカルドについては「彼はとてもいいヤツでとてもおもしろい。セットアップの方向性などは違うが、とてもいい状況だ」としている。


 フェルスタッペンへの質疑が終わり、フォトセッションに移るとリカルドが登場。会場に置かれていた『ボックスカート』と呼ばれる手作りカートに乗り込み記念撮影を行った。

かがんで空気抵抗を減らすふたり


 撮影が終わると、続いてはリカルドが記者たちの前に。取材が始まり、最初の質問が出てくるまで間が空くとすかさず「アリガト」と言って立ち去るそぶりを見せ、会場は笑いに包まれた。


 今週末のレースに期待することを尋ねられると、「ドライならフェラーリが強いだろうし、メルセデスも近いところにいる。でも雨が降れば僕らも速いよ。鈴鹿でも2台揃って表彰台を目指すよ!」とレースに向け自信を覗かせた。


 鈴鹿サーキットの印象については「とてもハイスピードでエキサイティングなコースで、自分もお気に入りだよ」という。


「テクニカルな印象はあまりなく、コーナリングスピードが高いところが難しい。セクター1がとてもお気に入りだ。逆バンクからダンロップコーナーはジェットコースターのようでとても楽しい。立ち上がりはアクセル全開だからとてもチャレンジングだね」

終始リラックスした様子のリカルド


 昨年、予約で埋まっていたため寿司を食べることができなかったというリカルド。今年は「今夜行くよ!」と明かすと、さらにリカルド節が炸裂。


「寿司をたくさん食べると、鈴鹿サーキットを速く泳げるんだ!」


 記者からは“シューイ”が見たいと言われると笑顔で「Me too.(僕もだ)」と答えるなど、リカルドは終始リラックスした様子だった。


 レッドブルは前戦マレーシアGPでダブル表彰台を獲得した勢いをそのままに、今週末の日本GPに挑む。

手作りカート『ボックスカート』が会場内に。ふたりは興味津々だった
『ボックスカート』を気に入ったのか、フェルスタッペンが暴走。カメラを構える記者に向かってアタック


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