DF酒井高徳、W杯まで続く競争を勝ち抜くために「代表での結果が欲しい」

2017年10月3日(火)21時56分 サッカーキング

ニュージーランド戦の会場となる豊田スタジアムで練習を行なった酒井(中央)[写真]=三浦彩乃

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 欲しいのは目に見える結果だ。その気持ちはどのポジションであっても変わらない。DF酒井高徳(ハンブルガーSV)は「誰の目線から見ても“スタメン”となるためには、やっぱり結果しかない」と言い切った。

 酒井の言う結果とは何か。「もちろん、守るのも大事なんですけど」と続ける。

「僕は点を取らないと試合には勝てないと思っている。点を取られなければ負けない、という考え方もあるかもしれないけれど、それは僕の好きなサッカーではないので。やっぱり点を取って勝つために、攻撃の部分でアシストやゴールという結果にこだわっていきたい」

 ロシア・ワールドカップまでの準備期間は約9カ月。酒井が「1日1日、1試合1試合を大事にしていきたい」と話すように、各々が所属クラブでコンスタントに出場し、レベルアップを図ることが求められる。同時に限られた日本代表の活動の中で、いかにインパクトを残せるか。「もちろん守備は自分のポジションなので、しっかりと守りたい」とディフェンダーである以上、無失点は最低ノルマと言ってもいい。そこから酒井が目指す「誰もが認める選手」となるためには、攻撃面でも存在感を示す必要があるだろう。

「代表での結果が欲しい」

 酒井がこれまでも口にしてきた言葉だが、生き残りを懸けたサバイバルが本格化した今、その思いはより一層強くなっているはずだ。どんな試合であろうとも手は抜かない。「結果にこだわってやるのは難しいですけど、自分にとっては一番効果的なポジション争いの一歩になる」と、まずは6日のニュージーランド戦に照準を合わせた。「無失点を意識するというより、ゴールやアシストという結果に関わるほうが味方とも喜べる。そっちのほうが楽しいと思うんで」。穏やかな表情の裏で闘志を燃やす。

サッカーキング

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