川崎FがACL2連勝! “因縁の相手”蔚山現代を試合終盤の劇的ゴールで下す

2023年10月3日(火)20時56分 サッカーキング

ゴールを喜ぶ選手たち [写真]=金田慎平

写真を拡大

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループI第2節が3日に行われ、川崎フロンターレ(日本)が韓国“王者”の蔚山現代と対戦した。

 蔚山現代とは前回大会のグループステージでも同組となり、1分け1敗と苦杯を嘗めさせられた相手。また、2021年大会ではラウンド16で対戦し、0−0でPK戦の末、敗れている。さらに、川崎Fは蔚山現代を相手に直近9試合でわずか1勝しか挙げられていない。そんな“因縁の相手”をホームの『等々力陸上競技場』に迎え撃った川崎Fは6分、最初のチャンスを迎える。右サイドからのスローインに反応したレアンドロ・ダミアンがペナルティエリア右角付近で中央へフリック。瀬川祐輔が反応してダイレクトで左足を振り抜くも、シュートは枠の右へ外れた。

 その4分後、再び川崎Fがチャンスを迎える。瀬川が右サイドの相手陣深くで粘って山根視来につなぐ。山根はクロスを供給すると、そのボールを受けた脇坂泰斗が切り返しを入れて左足でシュートを放つ。しかし、ボールはゴールの枠捉えられず。得点とはならなかった。

 一方の蔚山現代は20分、イ・ギュソンが江坂任からの横パスを受け、ペナルティエリア手前の右から浮き球の縦パスを供給。イ・ドンギョンがこのボールを受けて切り返しを入れてからペナルティエリア右でシュートを放つ。しかし、シュートはGKチョン・ソンリョンがセーブ。川崎Fのピンチを救った。その後、スコアは動くことなく、ゴールレスで試合を折り返した。

 迎えた後半、川崎Fが66分に決定機を迎える。ボール奪取から速攻を展開。レアンドロ・ダミアンがドリブルでペナルティエリア内へ進入し、切り返しで相手DFをかわす。そのままシュートを放ったものの、相手GKのファインセーブに阻まれてしまう。

 続けて74分、瀬川が持ち上がって脇坂につなぐ。脇坂はペナルティアーク内へ持ち込んで左足を振り抜き、シュートを放つ。しかし、このシュートは相手GKに防がれ、ゴールとはならなかった。

 しかし、川崎Fは89分、脇坂が右サイドの相手陣深くへ縦パスを送り、山根が受けてペナルティエリア右角付近から中央へ横パスを出す。相手に当たって遠野大弥が収めると、後方へ落とす。最後は橘田健人が右足を振り抜き、鋭いシュートがペナルティエリア手前の中央からゴール左に突き刺さった。試合はこのまま終了し、川崎Fは勝ち点「3」を得ることに成功。ACL2連勝を達成した。

 次節は24日に行われ、川崎FはBGパトゥム・ユナイテッド(タイ)と対戦する。

【スコア】
川崎フロンターレ 1−0 蔚山現代

【得点者】
1−0 89分 橘田健人(川崎F)

 

サッカーキング

「チャンピオンズリーグ」をもっと詳しく

「チャンピオンズリーグ」のニュース

「チャンピオンズリーグ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ