日ハム・近藤 流出濃厚な「理由」と「狙う球団」

2022年10月4日(火)12時13分 ココカラネクスト

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 FA権を保持している日本ハムの近藤健介外野手(29)の動向に注目が集まっている。

 2021年に国内FA権を取得の際に球団とは3年契約を締結。今季でその契約も切れるとあって、指揮官の新庄監督も気をもむ事態となっている。

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 近藤はFA権行使に関して「悩んでいます」と態度を保留したが、その動向をめぐって多くの球団が注視しているとされる。

 まず日本ハムとしてはチームの精神的な支柱であり、リーグ屈指の安打製造機として知られる近藤が流出すれば、チーム作りの根幹に関わる。そして、近藤を取り巻く状況にはこんな声もある。

 「自身がどれだけ頑張ってもなかなか上向かないチーム成績もある。野球選手は誰でもいえることだが、優勝したい、強いチームで野球をしたいという欲を持っている。残留するかはその面において、現在のチームを近藤がどう見ているのかではないでしょうか」(球界関係者)

 今季はキャリアハイの成績を残した清宮を筆頭に初の首位打者に輝いた松本剛など、新庄体制で伸びてきた選手もいる。一方で走攻守において、多くの選手が課題を抱えているとあって、温厚で知られる近藤も今季は試合中のプレーでいらだちを見せるシーンもあった。

 一方、近藤がFA宣言すれば、乗り出す球団も多いと見られる。

 「毎年のように打率は3割超え、出塁率の高さも魅力です。シュアなバッティングに加え、複数ポジションを守れ、キャプテンシーもある。どの球団も欲しがる逸材です」

 ロッテやソフトバンクを始め、キャプテンシーあふれる選手を求めているとされる中日なども熱視線を向けているとされる。

 札幌ドーム最終戦となった先月28日のロッテ戦では選手会長として挨拶に立ち「チームは確実に前進している」とし、来季、開場を迎える新球場での戦いに「必ずみなさまと喜びを分かち合えるよう、よりいっそう自覚と責任を持ち、来年に向かっていきたい」とファンに宣言した近藤。

 いずれにせよ球界屈指の安打製造機の「決断」に注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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