浦和が6発大勝で今大会初勝利! アジア王者がACL連覇に向け貫禄を見せつける

2023年10月4日(水)21時8分 サッカーキング

ハノイFCに勝利した浦和レッズ [写真]=Getty Images

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループJ第2節が4日に行われ、浦和レッズ(日本)とハノイFC(ベトナム)が対戦した。

 ACL初戦となった武漢三鎮(中国)戦では、2−2の引き分けに終わった浦和。連覇を狙うアジア王者が、『埼玉スタジアム2002』に駆けつけたサポーターの声援を背に、今大会初勝利を目指す。

 試合は、開始早々に浦和がスコアを動かす。9分に左サイドでCKを獲得すると、キッカーを務めた岩尾憲がファーサイドにボールを送り、大外でフリーとなっていたホセ・カンテが右足でボレーシュートを放つ。枠を捉えた一撃は、相手選手のクリアミスを誘発し、オウンゴールで浦和が先制に成功した。

 直後の16分には、浦和のパスをカットした相手センターバックに、髙橋利樹が猛烈なプレスを仕掛けると、キックの振り足に接触し転倒。一度はシミュレーションの判定が下されたものの、VARの介入によりPKへと変更され、アレクサンダー・ショルツが冷静に沈めて追加点を獲得した。

 勢いに乗る浦和は、37分にホセ・カンテが相手陣内でボールを奪取し、左サイドに展開。細かいパスを繋ぎペナルティエリア右で待ち受ける髙橋にボールが渡ると、キックフェイントから左足に持ち直しシュートを放つ。グランダーのボールはゴールネットに吸い込まれ、リードを3点差に広げた。

 攻勢を強める浦和は、66分に左サイドでCKを得ると、17歳の早川隼平が左足で鋭く落ちるボールをゴール前に供給。関根貴大がヘディングでネットを揺らし、4点目を奪った。その後も、ホセ・カンテとエカニット・パンヤが追加点を獲得した浦和が、最終的に6−0で勝利を収め、今大会初白星を挙げた。次節は今月24日に行われ、浦和はホームで浦項スティーラース(韓国)と対戦する。
 
【スコア】
浦和レッズ 6−0 ハノイFC

【得点者】
1−0 9分 オウンゴール(浦和)
2−0 19分 アレクサンダー・ショルツ(PK/浦和)
3−0 37分 髙橋利樹(浦和)
4−0 66分 関根貴大(浦和)
5−0 70分 ホセ・カンテ(浦和)
6−0 85分 エカニット・パンヤ(浦和)

【出場選手】
▼浦和
GK:西川
DF:酒井(63分 大畑)、ショルツ、ホイブラーテン、荻原
MF:安居、岩尾(HT 柴戸)、髙橋(73分 エカニット・パンヤ)、小泉(63分 早川)、関根
FW:カンテ(73分 興梠)

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