アロンソ「大好きな鈴鹿で正しい軌道に戻りたい。ホンダF1と日本のファンのため、好結果を」

2017年10月6日(金)7時2分 AUTOSPORT web

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、今週末のF1日本GPで、いい結果を出してマシンの進歩をしっかり証明したいと語った。


 アロンソは、シンガポール、マレーシアと予選Q3進出を果たしながら、シンガポールでは他者の多重クラッシュに巻き込まれてリタイア、マレーシアでもスタート直後の他車同士の接触の影響で遅れをとったことが響き、決勝11位と入賞できずに終わった。


 アロンソは特にシンガポールでは事故がなければ上位フィニッシュが可能だったと考えており、非常に悔しがっている。日本GPはホンダのホームグランプリでもあり、自身が日本と鈴鹿が大好きなこともあり、今週末こそいい結果を出せることを願っている。

2017年F1第16戦日本GP木曜 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)のファン

「鈴鹿はカレンダーの中でも特にお気に入りのサーキットのひとつで、他のドライバーと同じように、毎年日本へ行くのを楽しみにしている」とアロンソ。


「昔ながらのコースで、形がとてもユニークだ。いろいろな要素を持ち合わせており、過酷で高速、ドライバーにもエンジニアにも大きなチャレンジを要求する。鈴鹿は完璧な“レーサーのためのサーキット”だと思う」


「日本とつながりがあるので、チームにとって重要なレースであり、僕個人にとっても特別な場所だ。日本の文化は魅力的だし、ファンの素晴らしい応援が、このレースウイークをシーズン一番と言えるほど盛り上げてくれる」


「僕は毎年、日本で過ごす時間を最大限に利用して、東京の名所を訪れたりして、日本ならではの雰囲気を味わうようにしている」


「ここ2戦は厳しい結果が続いたので、運が向いてくるようエンジニアたちと仕事をして、物事を正しい軌道に戻したいと思っている。マシンには速さがあると思うし、ストフェル(・バンドーン)がそれを証明している。僕もポイントを獲得したかったけれど、不運に見舞われ、トラフィックに阻まれたことで、それができなかった。チームの日本人スタッフ、パートナー、そしてもちろんファンのために、ふたりとも全力を注ぎ、マシンの進歩をきちんと示したいと思っている」


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