「東洋のアーロン・ジャッジだ」本塁打記録更新の村上宗隆をドミニカメディアも激賞!「日本球界の伝説を上った」

2022年10月6日(木)16時27分 ココカラネクスト

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 今季は日米両野球界で本塁打記録がクローズアップされるシーズンとなった。

 MLBではヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジがア・リーグレコードとなる62本を記録、NPBでもヤクルトの村上宗隆が日本人選手最多の56本塁打を放った。

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 連日のように、海を挟んでのホームラントピックで沸いたシーズン終盤だったが、両雄から沸き上がったその熱は、今もなお冷めていないようだ。

 ドミニカ共和国の野球サイト『Diario Récord』では10月5日のトピックの中で、ジャッジ、村上の両スラッガーの今季を振り返っており、特に村上のパフォーマンスに強い関心を寄せている。

「東洋のアーロン・ジャッジ、ムネタカ・ムラカミの本塁打記録」と銘打たれた記事では冒頭より、「日本の若手が50本以上のホームランを打ち、20試合にわたり不発だったものの、ちょうど最後のチャンスとなった最終打席で60年近く前の記録を更新した」と、村上の活躍を評した。

 また「アーロン・ジャッジの62本目のホームランとアメリカン・リーグの新記録に、誰もが注目しており、これからも注目するだろう。ほぼ確実にMVPであり、2009年のあのワールドシリーズから13年、ヤンキースが秋のワールドシリーズに向かうための原動力となる選手だ」としてジャッジの偉業も記している。

 さらに「そして、MLBの偉大なシンボルとしてのジャッジ、さらにもう一方の極東の日本では、ムラカミも日本の野球の歴史を作った」として、日米両スラッガーを称えるとともに、その上で「スワローズのジャージに身を包んだ22歳のスターは、1964年にサダハル・オーが1シーズンで55本のホームランを放った伝説を上回り、日本野球の歴史を塗り替えた」と、日本球界の新たな記録に賛辞を贈った。

 さらに同メディアでは「2021年当時、ムラカミは39本塁打、OPS.974とこれからの活躍を予感させたが、2022年、その期待をはるかに上回ることとなり、スターの座に登り詰めた」と述べている。

 野球強国のドミニカ共和国メディアからも高い評価を受ける村上。まさに、世界中にその名が轟く存在となった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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