「ブンデスに戻って来る可能性も」遠藤航、1月にドイツへ移籍か リバプールからの放出の噂絶えず「このシナリオはますます避けられない」
2024年10月7日(月)17時30分 ココカラネクスト
遠藤の立場はますます厳しいものになっている(C)Getty Images
リバプールの遠藤航は現地時間10月5日、プレミアリーグ7節として行われた敵地でのクリスタル・パレス戦で89分から途中交代で出場した。激しいタックルでボールを奪うなど気迫溢れるプレーを披露。数分での出場時間だったものの、相手の攻撃の芽を摘むパフォーマンスで1-0の勝利に貢献している。
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この日も試合終了間際でピッチに送られた遠藤は、与えられた出場機会の中で必死に自身の持ち味を発揮した。だが、アルネ・スロット監督へのアピールが続く中、すでに現地メディアでは冬の移籍市場での退団の噂も伝えられている。
クラブの情報を専門に発信する『ANFIELD INDEX』では現地時間10月6日、遠藤の来年1月での放出の可能性が高まっていると報じた。また、具体的な移籍先に関しても言及している。
同メディアによると、遠藤が開幕からスロット監督の構想から外れているとしながら、「エンドウがブンデスリーガに戻ってくると囁かれている」と綴っており、すでにドイツ複数クラブが遠藤に関心を寄せていると説明。その上で、「ドイツでの過去の成功と最高レベルでの実力を証明しているエンドウは、多くのブンデスリーガのチームにとって貴重な戦力となる可能性がある」と見通している。
また、リバプールで置かれている状況についても触れており、「スロットがより若く、よりダイナミックなミッドフィールダーを好みエンドウを起用しないのであれば、このシナリオはますます避けられないものとなるだろう」と指摘する。
加えて同メディアは、「リバプールのミッドフィールド再建は徐々に進んでいるが、クラブの意思決定には依然として疑問が残る」と主張。今季、遠藤に代わって中盤の主力として起用されている22歳のライアン・フラーフェンベルクには「現在も発展途上」と評するとともに、「エンドウが退団となった場合、間違いなくチームに穴を残すことになる。フラーフェンベルクは素晴らしい活躍を見せているが、彼だけに頼るのはシーズンが進むにつれてリスクが高まることも考えられる」などと論じている。
他にも、クラブが冬に年齢の若いミッドフィールダーの獲得にも乗り出す見込みだとも綴られている。今季も順調な滑り出しを見せたリバプールだがこの先、遠藤の動向も含め、チーム内において大きな変化が起こる可能性は低くはないのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]