F2第10戦スペイン レース1:終盤の混戦を制し優勝したルクレールがチャンピオン獲得。松下は18位

10月8日(日)0時25分 AUTOSPORT web

 2017年FIA F2第10戦スペインのレース1がスペイン・へレスサーキットで行なわれ、シャルル・ルクレール(プレマ)が優勝。今シーズン6勝目を挙げてチャンピオンを獲得した。


 ホールショットを奪ったのは今季8度目となるポールポジションからスタートしたルクレール。好スタートを切って2コーナーに差し掛かるころには早くも2位以下を引き離す。一方、7番グリッドからスタートした松下信治(ART)は、ひとつポジションを上げ、6番手でオープニングラップを終えている。


 ルクレールは序盤から後続を引き離し、2番手以下につけるルカ・ギオット(ロシアン・タイム)、オリバー・ローランド(DAMS)、セルジオ・セッテ・カマラ(MP)らに対しアドバンテージを築いていく。ルクレールは5周目を終えるころには、2番手のギオットに対しすでに3秒もの差をつけていた。


 7周目ごろには早くもピットインを敢行するドライバーが現れ出す。いち早くピットインしたのはノーマン・ナト(アーデン)。その他、後方を走行していたドライバーが続々とピットイン。10周目には松下のチームメイトであるアレクサンダー・アルボン(ART)、続いて松下もタイヤ交換を行った。松下は12番手でコースに復帰している。


 各ドライバーがピットインを行うなか、ルクレールは単独走行。ルクレールはすでにこのとき2番手以下に11秒もの差をつけ、盤石の体制を築いていた。そのルクレールは12周目でピットインし5番手でコースに復帰すると、20周目には再びトップに立つ。


 このままルクレールの圧勝に終わるかに思われたが、レースのハイライトは終盤に訪れた。32周目、7番手争いからじりじりと順位を落とし、9番手争いを展開していた松下のマシンと、サンティノ・フェルッチ(トライデント)のマシンが接触したのだ。


 9番手走行中の松下はニック・デ・ブリース(レーシング・エンジニアリング)、フェルッチに背後にぴたりとつかれていた。32周目、まずメインストレートでデ・ブリースが松下を交わす。


 さらにフェルッチも1コーナーで松下のアウト側からオーバーテイクを試み、マシンをイン側に寄せたそのとき、松下のマシンの左フロントタイヤとフェルッチのマシンの右リヤタイヤが接触。フェルッチのマシンは一瞬浮き上がり、弾き飛ばされる形で1コーナーアウト側のグラベルにコースアウトしてしまう。


 このアクシデントにより、セーフティカーが導入。松下はフロントウイングを破損したようでピットインし交換、同時にフロントタイヤを左右2本とも交換した。これによって、松下は18番手にまでポジションを落とすことになった。


 36周目、セーフティカーランが解除される。これまで築いていたアドバンテージがゼロになった形でリスタートとなったルクレールだが、2度目も抜群のスタートを切ると、あっという間に2番手のローランドに1.3秒もの差をつけた。しかし残り3週、このままルクレールが逃げ切るかと思われたが、意外にもその差が広がらない。


 むしろ2番手以下のローランド、アントニオ・フォコ(プレマ)、ニコラス・ラティフィ(DAMS)、ギオットらと集団を形成する形となり、テール・トゥ・ノーズのまま最終ラップへ。ルクレールはトップの座を譲り渡すことはなかったものの2番手以下は激しいオーバーテイク合戦が繰り広げられ、実に6台がワンパックとなってフィニッシュラインを迎えることになった。

シャルル・ルクレール
終盤の熱戦を制して優勝、チャンピオンを獲得したルクレール


 最後の最後に白熱したレースを制したのはルクレール。ルクレールはこの優勝により、残り3レースを残してチャンピオンに輝いた。ポールポジション8度獲得、6勝を挙げてのタイトル獲得だった。また、終盤の接触により順位を落とした松下は18位でレースを終えている。


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