リカルドの豪州スーパーカー選手権参戦をCEOが熱望「適切な時期にマネージメント陣と連絡を取るつもり」

2024年10月8日(火)18時0分 AUTOSPORT web

 ダニエル・リカルドのF1でのキャリアは終わったように見えるが、オーストラリアのスーパーカー選手権は、絶大な人気を誇る同国のドライバーが彼らのシリーズで新たな挑戦に挑むことを熱望している。


 シーズンを通して苦戦を続けていた35歳のリカルドは、レッドブルから解雇され、2024年シーズンの最後の6レースはリカルドに代わってリアム・ローソンがRBから出場することになった。来年の契約が確定していないため、リカルドはフリーエージェントとなっているが、F1から退いた後に将来を急いで決めるつもりはないと明言している。

2024年F1第18戦シンガポールGP リアム・ローソン&ローレン・メキース代表(RB)


 スーパーカーの最高経営責任者であるシェーン・ハワードは、リカルドの母国における絶大な人気とスポーツへの潜在的な影響を強調し、リカルドを「両手を広げて」歓迎するだろうと述べた。


「誰もがダニエルを心から歓迎するだろう、間違いない」と、ハワードは『News Corp』に語り、リカルドの参加がもたらすだろう興奮について語った。


 オーストラリアとニュージーランドで行われている、FIA公認のレースシリーズであるスーパーカー選手権側は、リカルドの明るい性格と堂々とした存在感がぴったりだと考えている。


「我々はダニエル・リカルドがスーパーカーに乗るのを見たいだろうか? 100%そうだ」


「もし彼が我々のクルマの1台に乗って、パースでの新しいストリートレースに出場できたら、それは特別なことではないだろうか?」


 リカルドのような地元の英雄がオーストラリアのファンの前でレースをすれば、間違いなく感動的な雰囲気が生まれるだろう。


「本当に大規模なものになるだろう。彼はあのように素晴らしいドライバーであり、素晴らしい人格者だ。人々は彼を心から愛している」


 ハワードはまた、オーストラリアのモータースポーツ界で伝説的な地位を占めるレースであり、スポーツの最高峰イベントのひとつであるバサースト1000にリカルドが出場するというアイデアも提案した。


「彼がバサーストでレースをしている姿を想像してみてほしい。実際、非常にクールなことだ」

2024年F1第3戦オーストラリアGP ファンと写真を撮るダニエル・リカルド(RB)


 スーパーカー側はもちろん、適切なタイミングでリカルドとの対話を始めるつもりだ。ハワードは、元スーパーカーのスタッフであるブレイク・フレンドを含むリカルドのマネジメント陣が、あらゆる話し合いの鍵となることを認めた。


「適切な時期に、ダニエルと彼のマネジメントに連絡を取るつもりだ。言うまでもなく彼は多くのことを抱えているだろうが、我々はそのことを尊重している」


「彼のマネジメントチームのブレイク・フレンドは、以前我々のところで仕事をしていた」


「適切な時期に連絡を取るつもりだが、ぜひ彼を我々のクルマに乗せたいと思っているし、100%そうするつもりだ」


 リカルドが選択肢を検討しているなか、スーパーカーはオーストラリアのスターにオーストラリアで活躍するチャンスを与え、すでに輝かしいものになっている彼のレーシングキャリアに、新たな刺激的な章を加える可能性を提供する準備ができているようだ。


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