【田淵幸一 視点】阪神らしい「守りの勝利」、次は巨人戦 失うものは何もない

10月8日(火)8時58分 スポーツニッポン

<D・神>阪神4番手のドリス(撮影・島崎忠彦)

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 ◇セCSファーストステージ最終戦 阪神2—1DeNA(2019年10月7日 横浜)

 いかにも阪神らしい勝利だった。代走・植田の足を生かして無安打で奪った決勝点を継投で守り切った。夫人のお産で帰国しているジョンソン不在のしわ寄せが出たのは7回。3連投の岩崎を回またぎで使って追いつかれた。明らかにボールが上ずり危険な状態。北條の失策で追いつかれるのだが明らかに引っ張りすぎだった。

 このピンチを救ったのがドリスだ。続く1死満塁で柴田に粘られながらフルカウントからの8球目、ストライクからボールになるフォークを振らせた。見逃せば押し出しだが、打者なら誰でも振ってしまう完璧な高さだった。続く代打・佐野も中飛に仕留めピンチを脱出。勝ち越しへの流れをつくった。

 さあ巨人とのファイナルS。坂本勇、丸を封じて、6回までに1点でもリードして逃げ切る勝ちパターンをいかにつくるか。レギュラーシーズンのデータは短期決戦では通用しない。最後の最後で3位に入った今季。失うものは何もない。(スポニチ本紙評論家)

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