ランドローバー「レンジローバー スポーツ」がマイナーチェンジ! プラグイン・ハイブリッドも新登場

10月10日(火)5時0分 日本版Autoblog



モデルライフ中期に施されるマイナーチェンジというのはつまらない場合が多く、各部のデザインが手直しされたり、新たな装備が付け加えられる程度であることが多い。だが、今回のランドローバーにそれは当てはまらない。2018年モデルとして「レンジローバー スポーツ」には全面的に改良が施されている。特に注目すべきアップデートは、プラグイン・ハイブリッドが設定されたことだ。

このプラグイン・ハイブリッド・モデルは、「レンジローバー スポーツ P400e」と名付けられている。これは、最高出力に基づくジャガー・ランドローバーの新しい命名法によるものだ。「P400e」は最高出力300psの2.0リッター直列4気筒ガソリン・ターボ・エンジンと、116psを発生する電気モーターが組み合わされ、システム合計で最高出力404ps(297kW)と最大トルク640Nm(65.3kgm)を発揮。もちろん4輪を駆動する。これにより0-100km/hまで6.7秒で加速、最高速度は220km/hに達すると発表されている。

電気モーターはZF製8速オートマチック・トランスミッションと統合されており、ガソリンを燃やさずに電気のみでも51kmの距離(新欧州ドライビングサイクルに基づく)を走行可能だ。ドライバーはEV(電気自動車)モードとパラレル・ハイブリッド・モードという2種類のドライブ・モードを切り替えることができるだけでなく、ハイブリッド走行時に「セーブ」ボタンを押せば、バッテリーに蓄えた電気がある一定レベル以下にならないように保たれ、後から市街地に入った際にその蓄えた電気のみでCO2を出さずに走ることができる。

今回のレンジローバー スポーツのアップデートでもう1つの大きな改良は、高性能な「SVR」バージョンに見られる。そのV8スーパーチャージド・エンジンの最高出力は、従来の550psから575psに引き上げられ、0-100km/h加速は4.7秒から4.5秒に短縮された。エクステリアも改良を受けた。ランドローバーで初めてカーボンファイバー製ボンネットが標準となり、そこには2つのエアベントが増設されている。このボンネットはクリアコート仕上げを選び、カーボンファイバーの素材を見せることも可能だ。インテリアにはオプションで軽量シートが用意された。これを選択するとこのSUVの車両重量を約30kgほど軽量化できる。

ランドローバーは標準モデルのレンジローバー スポーツも放置してはいない。フロント・フェイシアはハイブリッドやSVRと同様にリフレッシュされ、アグレッシブさが増している。バンパーのグリルが拡大し、スリムなフォグライトと新しい「ピクセル・レーザー」LEDヘッドライトが採用された。

インテリアのダッシュボード自体は変わっていないが、そこに搭載されているテクノロジー面が改良されている。センタースタックには2つのタッチスクリーンが装備されており、上はインフォテインメントの操作、下は空調の設定に使用する。大きなサンルーフからの日射を遮るサンシェードは、ジェスチャーコントロールでも操作可能だ。レンジローバー スポーツを牽引に使いたいユーザーのために、トレーラーを取り付けた状態で後退する際のステアリング操作をアシストするトレーラー・ガイド機能「アドバンスド・トー・アシスト」も装備された。これはフォードのトレーラー・アシスト・システムと似た機能で、「テレイン・レスポンス 2」のロータリー・スイッチを使って設定する。

標準モデルのレンジローバー スポーツに搭載されるエンジンはこれまでと同様、ガソリンおよびディーゼルの2.0リッター直列4気筒から、3.0リッターV6のディーゼル・ターボとガソリン・スーパーチャージド、4.4リッターV8ディーゼル・ターボ、5.0リッターV8ガソリン・スーパーチャージドと幅広いラインアップが用意されるが、従来のディーゼル・ハイブリッドは新しいプラグイン・ハイブリッドに置き換えられた。SVRではない5.0リッターV8スーパーチャージド・エンジンの最高出力も、510psから525psに向上している。

発売時期は市場によって異なるが、早い地域では2017年の終わりから順次納車が始まる予定だという。

By JOEL STOCKSDALE

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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