スポーティとショーファー。ふたつの顔を持つ『メルセデス・ベンツSクラス』特別仕様車登場

2019年10月10日(木)14時17分 AUTOSPORT web

 メルセデス・ベンツの旗艦モデルとなる最高級サルーン『Sクラス』に、特別仕様車の“Grand Edition”が追加設定され、グレード別にスポーティさを追求した『Sports Limited』と、ショーファードリブンとしての機能性とデザインを充実させた『Chauffeured Limited』が、10月2日から発売開始となっている。


 2013年の登場以来、メルセデスの技術的先進性を体現するモデルとして「インテリジェントドライブ=知能を備えた革新的テクノロジー」、「究極の快適性」、「徹底した効率向上」をコンセプトとしてきた『Sクラス』は、2017年に大幅なマイナーチェンジを実施。


 通信機能を持ち、利便性を飛躍的に向上させる“Mercedes me connect”を初導入し、新開発のガソリン直列6気筒や48V電気系を備えた最新パワートレインを採用するなど、メルセデスを代表するフラッグシップサルーンとして進化を続けてきた。


 そんな円熟期を迎えた『Sクラス』に設定された今回の特別仕様車は、“Grand Edition”の名の下にグレード体型別に2種類のラインを設定。


 ノーマルボディを採用するS400d、S400d 4MATIC、そしてS450 Exclusiveには『Sports Limited』を。S560 longとS560 4MATIC longには『Sports Limited』に加えて、ショーファーカーとして後席での快適性を強化し、ラグジュアリーなエクステリアを採用した『Chauffeured Limited』が設定された。

『Chauffeured Limited』は、エレガントな19インチのディッシュホイールを採用したラグジュアリーな印象のエクステリアに
ノーマルボディを採用するS400d、S400d 4MATIC、そしてS450 Exclusiveには『Sports Limited』を設定


 ディーゼルのS400d、そしてガソリン直6直噴ターボのS450系のみならず、4リッターV8ツインターボ搭載の560系にも用意された『Sports Limited』は、人気の装備であるAMGラインや、パノラミックスライディングルーフやエアバランスパッケージ(空気清浄機能、パフュームアトマイザー付)が含まれるベーシックパッケージを標準設定。


 また、ホイールは20インチAMGマルチスポークホイールを採用し、インテリアではAMGスポーツステアリングやブラックポプラウッドインテイリアトリムを標準化するなど、内外装ともにスポーティーな印象が与えられた。


 一方の『Chauffeured Limited』は、エレガントな19インチのディッシュホイールを採用したラグジュアリーな印象のエクステリアもさることながら、その名のとおり後席リクライニング機能や、独自のリラクゼーションプログラムを備えた”エグゼクティブリアシート”が飛躍的に快適性を高め、新たにワイヤレスチャージングも備えるなど、移動をより快適に過ごせる装備が採用された。


 この特別仕様車全モデルともに、『Sクラス』に相応しい最新のADASやインテリジェントドライブ機能が搭載され、価格は1215万〜1766万円となっている。

『Chauffeured Limited』には後席リクライニング機能や、独自のリラクゼーションプログラムを備えた”エグゼクティブリアシート”を装備(写真は参考)
ディーゼルのS400d、ガソリンのS450系ともに、復活の直列6気筒ユニットを搭載する

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp


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