「ミトマを7000万ポンド以上で売却する」三笘薫の新契約は高額売却への布石に 英メディアが主張「シーガルスは喜んで放出している」

2023年10月10日(火)18時51分 ココカラネクスト

自身の価値を高め続ける三笘。さらなるステップアップを果たすにはビッグクラブへの移籍が不可欠だ(C)Getty Images

 ブライトンの三笘薫は今月に入り、クラブとの契約延長に合意したと欧州各国メディアで報じられた。今季もここまでチームの攻撃の中心を担い、3ゴール3アシストを記録するなどハイパフォーマンスを披露。今回の契約締結報道の背景を「チームの顔」として、さらなる活躍への期待の裏付けであるとも捉えられていた。

【動画】圧巻の2ゴール! 格の違いを15秒で証明した三笘薫のハイパフォーマンス

 しかし、日本人アタッカーの去就に関して新たな情報が伝えられている。英サッカーメディア『Football Insider』が現地時間10月8日(日本時間9日)、「ブライトンはミトマとの契約に合意し、7000万ポンド以上で売却する計画」と銘打ったトピックを配信した。

 その中では、間もなく結ばれる三笘の契約には、放出条項を盛り込んでいないとも記されており、今後、他クラブからのオファーがあった場合は検討し、金額により放出する意思があると説明している。

 同メディアは「ある筋からの情報によると、日本代表FWの現在の評価額は約7000万ポンドだという。2021年にわずか250万ポンドでミトマと契約した南海岸のクラブにとって、この移籍金は大きな利益となる」と主張。ブライトンが巨額の移籍金を得られるものと見通している。

 また、「マンチェスター・Uとチェルシーは、昨シーズンのプレミアリーグでのブレイク以来、このウインガーのプレーを定期的に見ていると言われている」として、現在もビッグクラブが関心を寄せていると指摘。

 トピックでは、他にも「シーガルズはエリートクラブが選手の価値を満たしてくれるなら喜んで選手を放出しており、近年ではモイゼス・カイセド、アレクシス・マック・アリスター、ベン・ホワイトらが退団している」とクラブから「巣立った」プレーヤーの名前を列挙。今夏、リーグ史上最高額での移籍となったカイセドをはじめ、いずれの選手も近年、高額な利益と引き換えに有力クラブへと移っている。

 当然、ビッグクラブへの移籍実現となれば、現在26歳の三笘にとって、プレーヤーとしての成長にも繋がることは間違いない。今後迎える、他クラブへと移ることが可能なタイミングは冬の移籍市場、さらに来夏のシーズン終了後となる。

 欧州での価値を急速に高め続けている三笘をめぐり、今後、数か月の間に大きな動きが起こる可能性は、決して低くはなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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