“感情解放”の大谷翔平、吠えた!怒った!勝利への執念実る ドジャース「逆王手」で運命の第5戦へ
2024年10月10日(木)13時30分 ココカラネクスト
大谷が感情を解放。チームは逆王手で運命の第5戦に臨む(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間10月9日(日本時間10日)、敵地でパドレスとの地区シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。3打数1安打1打点の成績で、チームは8‐0で勝利を収めた。これで2勝2敗のタイとなり、リーグ優勝決定シリーズ進出をかけて運命の第5戦に臨む。
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相手先発はディラン・シースで、第1戦でも先発し、4回途中で6安打5失点という内容だった。大谷は3ランを放ち、レギュラーシーズンでは2本塁打を放つなど15打数4安打の打率.267の成績だった。初回の第1打席は二ゴロに打ち取られた。
1‐0で迎えた2回二死一・三塁の第2打席で右前適時打を放って2点目を入れた。外角スライダーを見事に捉え、感情を爆発させ、一塁ベース上では右腕を振り上げると思わず吠えた。さらにムーキー・ベッツも適時打で続いて3‐0とリード。さらに5回、ウィル・スミスの2ランで5‐0とリードを広げた。
4回一死の第3打席は左腕のエイドリアン・モレホンから四球を選ぶと、ベッツの中飛で一塁からタッチアップして二塁へ進塁。続くテオスカー・ヘルナンデスは三ゴロを放ち、マニー・マチャドがグラブで弾くと、三塁の塁審に当たって打球が失速。大谷は三塁ベースを回って本塁を陥れたがアウト。ベンチではその映像を見て珍しく声を荒げて怒りをあらわにするシーンがあった。
ドジャースは7回にもギャビン・ラックスの2ランなどで3点を入れて、8‐0とし、大谷は8回の第5打席は空振り三振に倒れた。
今日敗れると地区シリーズ敗退が決まり、世界一への望みも断たれていた。負けられない一戦で見せた大谷の執念。チーム一丸で踏みとどまり、ドジャースが逆王手をかけた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]