痛恨逆転負けの西武、鷹・周東の俊足を警戒した継投裏目「平井に申し訳ない」

10月10日(木)8時29分 フルカウント

8回に平井に代えて平良を投入も…結果的に失点、ベースカバー遅れた平良「一歩届かなかった」

■ソフトバンク 8-4 西武(CS・9日・メットライフ)

 西武がソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの初戦を落とした。

 8回、この回から登板した平井が1死一、三塁のピンチを招いた場面で、ソフトバンク・工藤監督が一塁に代走・周東を送った。周東の俊足を警戒した西武ベンチは、クイックが速い平良にスイッチ。平良は松田宣を空振り三振に打ち取ったが、続く代打・長谷川勇に甘く入った外角直球を痛打され、同点適時打を浴びた。小野投手コーチは「平井には申し訳ない。ランナーを走らせたくなかった(ので替えた)。周東の存在は大きい」と唇を噛んだ。

 同点とされた直後の2死一、三塁で捕手・森が捕逸。平良はホームにカバーに入ったが間に合わず、森の送球を後ろに逸らし、その間に三塁走者が生還。勝ち越し点を献上した。

 平良は「パスボールはサインミスではない。森さんが低めに要求していたので、そこに投げることができたけど、難しいボールだったと思う」と悔やんだ。さらに、指揮官が「(すぐにカバーに入れば)アウトだった。シートノックであれだけやったのに」と苦言を呈したベースカバーの遅れについて問われると「一歩遅れた。森さんが投げたところにあと一歩届かなかった」と平良は失点の責任を負った。

 この場面で生還したのが、代走で登場していた周東だった。走塁のスペシャリストを警戒し、継投を選択したが、結果的に勝ち越しのホームを踏ませてしまった。(安藤かなみ / Kanami Ando)

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