「空を飛べる瞬間が訪れる」 首位堅持も不安残る…シャビ監督が“上昇気流”への乗り方を説く

2022年10月10日(月)14時5分 サッカーキング

セルタ戦を振り返ったシャビ監督 [写真]=Getty Images

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 バルセロナを率いるシャビ監督が、9日に行われたラ・リーガ第8節セルタ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今夏の移籍市場で“ラ・リーガ王座奪還”と“ビッグイヤー戴冠”に向けて大型補強を敢行したバルセロナ。ラ・リーガ第7節終了時点で6勝1分の首位に立つ同クラブは9日、第8節で『カンプ・ノウ』にセルタを迎えた。4日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)での敗戦を払拭したいバルセロナは17分、MFペドリのゴールで先制に成功。試合中盤から終盤にかけてのセルタの猛攻を凌いだバルセロナは1−0で勝利し、リーグ戦7連勝を飾った。

 まず、シャビ監督は「現代は自己批判が必要な時代。前半はいい感じだったからこそ、試合を決定づけるべきだった。後半はプレスがかからなくなったね。精神的にも落ち込んだことで、最後の10分間は相手に押されっぱなし。それでも、ベストな状態ではないときに、勝ち点3を取ることは重要だ」と省察。続けて「7連勝。ポジティブに捉えることも大事だけど、自己分析する必要がある。シーズンを戦っていると、空を飛べる瞬間が訪れるんだ。試合に勝つこと、ディフェンス面を向上させること、GKは相手を止めること…。今日のような試合は、さっさと終わらせないとね。ポジティブなこともあったけど、ネガティブなこともあった」と不安が残る試合内容からの抜け出しに、意欲を示した。

 ラ・リーガ7連勝を飾り、16日に行われる第9節でレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に臨むバルセロナ。シャビ監督は「今はインテル戦に向けて準備中」とミッドウィークに行われるCLについて語りつつも、「今日の勝ち点3は黄金のようなもので、まだ首位に立っているのだから、味わわなければならない。クラシコは予測不可能だ。昨年は非常に悪い状況で迎えることになったが、4−0で勝利した。昨年同様、勝って個性を発揮したい」と宿敵撃破への意気込みを口にしている。

サッカーキング

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