【有藤通世 視点】リリーフ陣で上回ったソフトB 後半1点勝負に持ち込む5回の嘉弥真

10月10日(木)9時38分 スポーツニッポン

ソフトバンク2番手の嘉弥真(撮影・岡田 丈靖)

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 ◇パ・リーグCSファイナルステージ第1戦 ソフトバンク8—4西武(2019年10月9日 メットライフD)

 リリーフ陣の差が出た試合だった。ソフトバンクは和田が4回3失点で持ちこたえ、継投を前提としたプラン通りに進んだ。本来はピンチの切り札である嘉弥真を5回の頭から使ったのも、後半の1点勝負に持ち込むための策だろう。

 工藤監督の計算通り、8回に1点差でチャンスが訪れた。1死一、三塁で一塁走者のデスパイネに周東を代走に出し、2死一、三塁では内川に代打・長谷川勇を送った。

 デスパイネ、内川を下げたのはあの回を勝機と捉え、逆転まで狙ったからだ。ベンチにスペシャリストがそろうからできる采配だった。長谷川勇はバットで期待に応え、森のボーンヘッド(後逸)も出たが、俊足の周東だから生還できた。

 西武は5、6点取られても7、8点取り返して勝つ野球だが、ソフトバンクのリリーフ陣が上手だった。アドバンテージをなくした西武が再び主導権を奪い返すには、秋山が打線で機能するかが鍵になるだろう。(スポニチ本紙評論家)

スポーツニッポン

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