「僕はミラノで10年生きたローマ人。ずっと好きであり続ける」 ネスタ氏、ミランへの思い明かす

2022年10月11日(火)12時48分 サッカーキング

ミランへの思いを明かしたネスタ氏(写真は2008年) [写真]=Getty Images

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 かつてミランやイタリア代表などでプレーしたアレッサンドロ・ネスタ氏が、同クラブへの思いを明かした。10日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 1976年3月19日生まれのネスタ氏は現在46歳。ローマで産声をあげたネスタ氏は、同都市に本拠を置くラツィオの門を叩くと、1993年にトップチーム昇格を果たした。9シーズンに渡ってプレーした後、2002年夏にミランへと加入。在籍10シーズンで、チャンピオンズリーグやセリエA優勝などに貢献した。また、イタリア代表としても通算70キャップ以上を誇っている。

 まず、ネスタ氏は「僕は、ミラノで10年生きたローマ人。家にいるより恵まれていたよ。これからもずっと好きであり続けるし、かつてのような夜を再現できることを願っている」と懐古。そんな輝かしい日々の中で、“ミランの象徴”パオロ・マルディーニ氏とともにプレーしたネスタ氏。今現在は、テクニカルディレクターとして“ミラン復権”の一翼を担っているマルディーニ氏について、ネスタ氏は「私はいつも言ってきたけど、彼は特別な人間。決して言い訳をしないし、(彼と一緒にいて)退屈することもない。人並み以上のインテリジェンスを持っているんだ」と賛辞を口にしている。

 またネスタ氏は、現チームについても言及。昨季はステファノ・ピオリ監督の下で、11年ぶりとなるスクデット戴冠を成し遂げ、今シーズンも第9節終了時点で首位と「3」ポイント差の5位につけている“ロッソネロ”について、同氏は「ハイプレスをかけるには、前線からボールにアタックするフォワードが必要で、これは勝ち続けていた時のミランの特徴と合致している。それに、速いセンターバックを持っているところもね。(フィカヨ・)トモリや(ピエール・)カルルのようなスピードのあるディフェンダーが重要だ」とスペクタクルなサッカーを体現する現チームに、自身がプレーしていた頃のチームの面影を重ねているようだ。

サッカーキング

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