ついに1勝も、CS突破率は0%…阪神の“打のキーマン”は誰? 過去成績から読み解く

10月12日(土)19時0分 フルカウント

巨人はアドバンテージ含め3勝1敗、阪神は崖っぷちから大逆転なるか…

 阪神は11日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦に7-6で勝利し、1勝3敗とした。しかし次戦以降で引き分けか敗戦すれば即敗退。さらに過去のCSファイナルではリーグ3位のチームが連敗から突破したケースは一度もなく、突破率0%と、困難な状況は続いている。この危機からチームを救うのはどの選手だろうか。投手陣は計算できるだけに、今季の成績と過去のCSから打のキーマンを探ってみよう。

○今季の対巨人に強かったのは

 レギュラーシーズンは巨人相手に10勝15敗と負け越した阪神。相手も豊富な投手陣を抱えるだけにその攻略も難しそうだが、巨人を得意とする選手もいる。レギュラー選手の打率5傑は以下の通り。

1 福留孝介 打率.365 8打点 4本塁打
2 マルテ 打率.339 8打点 3本塁打
3 高山俊 打率.275 6打点 1本塁打
4 糸原健斗 打率.259 9打点 0本塁打
5 木浪聖也 打率.254 9打点 2本塁打

 福留は巨人からチームトップの4本塁打を放つ活躍で8打点を挙げている。今回のCSファイナルでは2安打にとどまっているが、3番打者として脅威の存在となりえるだろう。また大山はレギュラーシーズンで対戦打率は.205だったものの、2本塁打を放ち、チームトップの10打点を稼いでいた。今回のCSファイナル第3戦でも勝ち越しの一発が飛び出しただけに、今後にも期待が高まる。

 また10打席以下の打者では、鳥谷が打率.429で2打点を挙げている。今季限りでの阪神退団が決まっているが、タテジマでの有終の美が飾れるか。また植田も代走だけでなく、巨人相手には5打数2安打となっている。

2015年のCSで巨人を打った選手、今年のCSの“シリーズ男”は…

○2015年のCS1stステージで巨人に強かったのは

 CSで巨人と対戦するのはこれが4度目だ。前回2015年の1stステージでは、1勝2敗で敗退していたが、その時はどのような成績だったのか。当時とは巨人の投手陣、阪神の打線ともにかなり変化があるが、東京ドームで行われたCSという点でいいイメージを持っている選手に注目したい。

福留孝介 13打数3安打 打率.231 1打点
鳥谷敬 13打数4安打 打率.308
上本博紀 10打数1安打 打率.100
梅野隆太郎 5打数3安打 打率.600 1打点
江越大賀 8打数2安打 打率.250

 梅野は初戦でスタメンマスクを被り、先発藤浪を7回1失点と引っ張りながらも猛打賞の活躍。今回のCSでも当たっているだけに、東京ドームでのCSには相性がよさそうだ。また当時はスタメンに入っていた鳥谷は打点こそないが、3番、1番を打ち、ゴメスや福留に繋ぐ役割を担っていた。

○今回のCSで打っている“シリーズ男”は

 最も大事なのは起爆剤となるシリーズ男だろう。1stステージではDeNAに大量得点で勝ち上がってきた阪神打線だが、今好調なのはどの選手だろうか。

 DeNA3戦で最も好調だったのは11打数4安打の打率.364、6打点を挙げた北條だ。中でも第1戦、5点ビハインドから放った7回の1号3ランは、その後の勢いをつける意味でも値千金の一発だったといえる。また木浪も第2戦は先発を外れたが、7打数5安打で打率.714と好調で、第1戦に2本のタイムリーを放った。

 ファイナルに進んでからも北條は3戦で11打数4安打の打率.364、1打点を上げるなど好調を維持。また対DeNAには8打数1安打と抑え込まれていた梅野は、巨人戦では9打数4安打、2打点。第3戦では先制弾を放った。また近本は13打数3安打と落ち込んでいるものの、第3戦で走者一掃の3点適時三塁打を放ち、さらなる活躍の気配を漂わせている。

 この6戦で振り返れば、北條は打率.364、7打点、1本塁打と“シリーズ男”にふさわしい活躍をみせている。12日は台風で中止となったが、13日の第4戦でもこの勢いでチームを引っ張れるだろうか。(Full-Count編集部)

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