北海道開幕4連勝 引退表明の折茂が初出場「微妙」

10月12日(土)19時36分 日刊スポーツ

レバンガ北海道対島根 開幕4連勝を決めファントとハイタッチしながら引き揚げるレバンガ北海道・折茂(撮影・佐藤翔太)

写真を拡大


<B1リーグ:北海道75−53島根>◇第2節◇11日◇札幌・北海きたえーる

レバンガ北海道が開幕4連勝を決めた。島根(西地区)に75−53の今季最少失点で勝利した。開幕直前に今季限りでの現役引退を表明した折茂武彦(49)が、途中から今季初出場した。5分19秒のプレーで2本のシュートも無得点。それでも4005人の会場を沸かせ、チームの快進撃とともに、レジェンドのラストシーズンも幕を開けた。
   ◇   ◇   ◇
第4クオーター(Q)残り5分19秒。折茂が開幕4試合目でついに、コートに立った。放ったシュートは2本。左サイドでドリブルから態勢を崩しながら、もう1本はフェイクを入れてからのミドルシュート。いずれもリングにはじかれ、ファンの歓声はため息に変わった。ファンの声援には感謝している。開幕4連勝にも喜んだが、引退表明後初のプレーには「正直、微妙。試合勘もないし、これで決められるわけがない。難しい」。率直な思いを口にした。
プライドがある。前日まで3試合は最大で6点差勝利とすべて接戦。この日登場した時は22点の大量リードだった。「気を使われている部分があると思う。一プロ選手として悔しい気持ちもある」。チーム内競争が激しい今季、レジェンドとはいえ出場の保証はない。重要な場面でコートに立てないもどかしさもある。
折茂が与える影響は大きい。ハーフタイムではシュートを打ちながら若手に声をかける。昨季1試合平均2・2点の内田旦人(23)はこの日11得点と活躍した。「折茂さんにはいつも『良い意味で試合を荒らしてこい』と言われている」。チーム得点王のマーキース・カミングス(30)が欠場で連勝ストップのピンチも、ベテランの言葉に乗せられて躍動した。
次はアウェーで東地区のSR渋谷と戦う。「自分の気持ちはしまっておいて、チームの勝利は第一というのはブレない。変わらずに練習から続ける。それしかない」。あくまでも戦力としてこだわり続け、ラストシーズンを駆け抜ける。【西塚祐司】

日刊スポーツ

「北海」をもっと詳しく

「北海」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ