決勝Tへ導く殊勲の同点弾も、激しい交錯で流血…指揮官がリュディガーの負傷に言及
2022年10月12日(水)9時36分 サッカーキング
チャンピオンズリーグで開幕3連勝を達成したレアルは、この日引き分け以上の結果を出せば決勝トーナメント進出が確定するという状況で、シャフタールの本拠地に乗り込んだ。だが、ホームでは辛勝した相手との再戦はハードな展開となり、46分には先制を許すことに。それでも90+5分、トニ・クロースのボールにリュディガーがヘディングで合わせ、これがラストプレーでの劇的な同点弾となり、レアルは第4節にして決勝トーナメント進出を決めた。
この試合で殊勲の同点ゴールをあげたリュディガーだが、得点シーンでは、ボールに対して飛び出した相手GK、相手DFと激しく交錯。ゴールを確認すると、歓喜で走り出そうとするも、直後に流血した頭部を押さえてその場に倒れ込んだ。すぐにメディカルチームの治療を受け、幸い大事には至らなかったようだが、アンチェロッティ監督が詳しい状況をこのように説明した。
「彼は額を切っており、傷がかなり長く、出血の量も多かった。大事には至っていないが、ただ傷の長さだけが問題だ。アントニオはピッチを駆け出そうとしたところでケガに気づいたみたいだ。深刻なものではないと思っているし、それを祈っているよ」
レアル・マドリードは次戦、16日にラ・リーガ第9節でバルセロナとの“エル・クラシコ”を迎える。