ヤンキース・田中が6回68球、1安打無失点で勝利投手…LCS初戦で日本人史上最多PS5勝目

10月13日(日)12時30分 スポーツ報知


◆ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 アストロズ0—7ヤンキース(12日、ヒューストン・ミニッツメイドパーク)

 ヤンキース・田中将大投手(30)が12日(日本時間13日)、ア・リーグ優勝決定シリーズ(LCS)初戦となる敵地のアストロズ戦に先発。6回68球を投げて1安打無失点の快投を見せてチームを勝利に導き、LCS初戦の大一番で勝利投手となった。

 完璧ともいえる投球だった。初回を三者凡退で好スタートを切ると、09年にサイヤング賞に輝いた経験も持つアストロズ先発・グリンキーに負けない投球だった。2回までは6人で完璧に抑えて、無安打無失点投球。3回には8番・タッカーに初安打を浴びたが、続くチリーノスを三併打に打ち取って切り抜けると、大きな声を上げて吠え、感情をあらわにした。

 するとヤンキースは4回に、ポストシーズン(PS)好調で、この日から3番に抜てきされたトーレスが適時二塁打を放ち、先制。6回にはトーレスとスタントンがソロ本塁打を放ってリードを広げ、援護をもらった田中も好投を続けた。5回に先頭・ブレグマンに四球を与えたが、続くアルバレスのフライを右翼手・ジャッジが好捕。一塁走者が飛び出しているのを確認して、一塁に送球しダブルプレーを奪った。味方の度重なる好守にも何度も救われた。

 両リーグ最多107勝を挙げ、全30球団で最高のチーム打率2割7分4厘を誇る強力アストロズ打線を相手に、浴びたヒットは3回の1本のみ。7回に2死走者なしから4連打で2点を追加し、リードを5点に広げると、今後の登板も見据えて68球ながらマウンドを降りた。スプリット、スライダーを中心に低めに集める丁寧な投球で、強力アストロズ打線を封じ、6回を18人で抑える、見事な投球だった。7回以降は救援陣がしっかりと無失点でリレーし、逃げ切った。

 ツインズとの地区シリーズ2戦目に続く白星で、PSでは日本人最多を更新する5勝目(2敗)。7試合の登板で、いずれも5回以上を投げて2失点以下と安定感を見せている。PS5勝目通算防御率は1・32。短期決戦での強さを改めて証明したことになった。

 地区シリーズを3連勝したことで間隔が空き、初戦の先発投手には多くの選択肢がある中で、ブーン監督は「いろいろ考えて、マサ(田中)を第1戦に持ってきた。いい決断だと感じている」と、田中を初戦の先発に抜てきした。アストロズに対してはは、レギュラーシーズン同一リーグで唯一勝ち星なし。2年前(17年)のLCS初戦に6回2失点、第5戦は7回3安打無失点ながら白星をつかめなかったが、指揮官からの信頼から送り出されていた。

 ア・リーグの優勝シリーズは先に4勝したチームがワールドシリーズに進出する。

スポーツ報知

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