気持ちは外野一本も…広島 西川龍馬 三塁に再挑戦「幅が広がることなので」

10月13日(日)5時48分 スポーツニッポン

広島・西川

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 広島・西川龍馬内野手(24)が今秋、サードに再挑戦することが12日、明らかになった。昨年の秋季キャンプで外野に本格挑戦し、今季は主に1番・センターで初めて規定打席に到達するなど大ブレーク。「気持ちは外野一本」ながら、自身とチームの攻守の幅を広げ、有事に備える意味でも“本業”に再び取り組む意向だ。

 三塁手の安部が志願して外野守備に挑戦する今秋、今度は外野手としてブレークした西川の三塁再挑戦が明らかになった。1年目の16年から18年まで3年間に渡って守っていた、本業への回帰。本人が口を開いた。

 「ボクの気持ちとしては外野一本。ただ、やれと言われれば、もちろんやりますよ。自分にも(起用の)幅が広がることなので」

 内野が本職の西川が外野に本格挑戦したのは昨秋キャンプ。打率・309、6本塁打、46打点の好成績で3連覇に貢献する一方、三塁の守備では送球難が露呈し、リーグワーストの17失策を犯していた。丸のFA移籍に備える意味もあった。

 この試みは結果的に奏功する。打順こそ目まぐるしく動いたが、今季は開幕からほぼ左翼手として先発出場。後半戦からは1番・センターで固定され、4年目で規定打席に初到達した上に打率・297、16本塁打、64打点と大ブレークした。

 「今季は外野一本だったので比較的、打撃に集中しやすかった面はありますね」

 守備位置が固定されることで開いた持ち前の打撃センス。レギュラーとしての一歩を踏み出したとも言えそうだ。そんな状況で決まったサード再挑戦。高ヘッドコーチは「外野で打撃にいい面が出たので、コンバートとなるとリスクはある」と前置きして説明する。

 「2つのポジションが守れれば、本人もチームも攻守で起用の幅が広がるからね。秋のキャンプだし、練習しておいて損はない」

 東出打撃コーチは、自身の経験として「外野をやったことで(内野守備の)送球が安定した」と効果を証言。西川のケースで成果がどう表れるか…見ものだが、本人は至って前向きに受け止める。

 「秋の課題は下半身強化。内野でノックを受ければ、股を割って(ゴロを)捕るので下半身強化にもなる」

 実りの秋の飽くなきチャレンジ。2ポジションが万能なら、打撃の才能はもっと輝く。

(江尾 卓也)

スポーツニッポン

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