レジェンド越えが間近に! ムニアイン、30歳の誕生日を前に胸中明かす「若手選手を導いていく」

2022年10月14日(金)18時37分 サッカーキング

アトレティコ・マドリード戦に向けて胸中を明かしたMFムニアイン [写真]=Getty Images

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 アスレティック・ビルバオのスペイン代表MFイケル・ムニアインが、15日に行われるラ・リーガ第9節アトレティコ・マドリード戦を前に、胸中を明かした。13日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 エルネスト・バルベルデ監督の下、2022−23シーズンのスタートを切ったアスレティック・ビルバオ。昨季のマルセリーノ・ガルシア・トラル式4−4−2から4−3−3へとフォーメーションが変わると、攻撃力が飛躍的に向上した。これまでは決定力不足に泣いてきたアスレティック・ビルバオだが、ここまでラ・リーガ3番目となる総得点「17」を叩き出す。第8節終了時点で勝ち点17の3位につけており、首位バルセロナ、2位レアル・マドリードを5ポイント差で追っている。

 アスレティック・ビルバオは15日、ラ・リーガ第9節で『サン・マメス』に4位のアトレティコ・マドリードを迎え入れる。1ポイント差の“上位対決”について、ムニアインは「どんな試合でも、誰が目の前に立ちはだかろうとも勝ちに行く。僕たちの野望は最大だ」と意気込み。続けて「どんな試合にも対応できるよ。この1カ月間、チームはとても素晴らしい結果を残し続けてきた。ここからまた、高いレベルのチームとの戦いが待っている」と強敵との連戦に向けて、準備万端のようだ。

 アスレティック・ビルバオの下部組織に入団後、『レサマ(練習施設)』で成長を重ねて、2009年7月に16歳の若さでトップチームデビューを果たしたムニアインは、マルケル・スサエタ氏と並び、クラブ歴代5位タイの公式戦通算507試合に出場。さらに、4位のアンドニ・イラオラ氏の通算510試合、3位のホセバ・エチェベリア氏の通算514試合も射程圏内に捉えている。クラブレジェンドが保持する記録に迫るムニアインは、胸中を明かした。

「このような数字を刻み、伝説であり、羨望の的となっている選手たちを超えることができるのは、とても素晴らしいこと。興奮と満足感を味わっている。誰もが幼い頃に、アスレティックでこのような美しいキャリアを送ることを夢見るんだ。それはともかく、極端に重要視はしていない。僕が心配しているのは、自分自身のコンディション。それとコーチ陣が、僕を頼りにしてくれるかどうかだね」

 デビュー当時は“バート・シンプソン”の愛称で親しまれたムニアインは、2度の大ケガを乗り越え、属地主義を貫くクラブの象徴となっている。今年12月に30歳の誕生日を迎える主将は、若手選手のお手本でありたいと口にした。

「この経験を生かして、若手選手を導いていく。彼らはフレッシュさと熱意、向上心をたくさん持っているし、それがチームに大きな力を与えてくれる。そして、僕たちの生活の糧となっているのが、このレサマなんだよ」

 この先、ムニアインは“ロス・レオネス”でどこまで記録を伸ばしていくのだろうか。そして、彼の背中を追いかける選手たちは、どのような飛躍を見せてくれるのだろうか。

サッカーキング

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