レアル・ソシエダ、破竹のEL4連勝で首位キープ! 久保は後半出場で3点目をアシスト

2022年10月14日(金)5時57分 サッカーキング

 ヨーロッパリーグ(EL)・グループE第4節が13日に行われ、レアル・ソシエダ(スペイン)がホームにシェリフ(モルドバ)を迎えた。

 今季のELにおいて、レアル・ソシエダは9月8日に敵地で行われた第1節のマンチェスター・U(イングランド)戦を1−0で勝利し、白星スタートを飾った。第2節のオモニア・ニコシア(キプロス)戦、第3節のシェリフ(モルドバ)戦も制して、現在3連勝となっている。ラ・リーガでも同11日開催の第5節ヘタフェ戦を1−2で落として以降は全勝を記録しており、公式戦5連勝とチーム状態は好調だ。迎えた第4節を制し、まずは2位以上を確定させたい。

 レアル・ソシエダは直近のラ・リーガ第8節ビジャレアル戦(◯1−0)からスターティングメンバーを5名変更。同試合で負傷から復帰したロビン・ル・ノルマンが久々のスタメンとなり、アンデル・ゲバラ、ベニャト・トゥリエンテス、カルロス・フェルナンデスらも先発に名を連ねた。久保建英、マルティン・スビメンディ、ミケル・メリーノらはベンチからのスタートとなっている。

 試合は序盤からホームチームのペースで進む。9分、ライン間で縦パスを引き出したダビド・シルバが右に繋ぐと、アレクサンダー・セルロートがブライス・メンデスとのパス交換からフィニッシュまで持ち込む。この一撃は枠を外れた。23分にはB・メンデスのスルーパスに抜け出したC・フェルナンデスがボックス左から左足で狙うも、シュートはファーポストに嫌われる。23分にはペナルティエリア手前でボールを受けたB・メンデスが左足でミドルシュートを放ったが、シュートは左ポストに弾かれた。

 34分には左サイドを駆け上がったディエゴ・リコを、シェリフのアーメル・ゾホウリが手を出して止めてしまう。このプレーでゾホウリは2枚目のイエローカードで退場処分に。シェリフは残り時間10人での戦いを強いられることとなった。

 前半終了間際には遂に均衡が破れる。右サイドに流れたセルロートがD・シルバからのパスを受け、そのまま持ち運ぶ。カットインから左足を振り抜くと、強烈な一撃がゴールに突き刺さった。レアル・ソシエダが1点をリードして、ハーフタイムに突入している。

 後半に入ってもレアル・ソシエダが試合の主導権を握る。62分にはセルロートを下げて久保をピッチへ。普段はセルロートとコンビを組むことが多いが、この日の久保は右サイドでの出場となっている。

 久保がピッチに立った数分後、レアル・ソシエダは決定的な追加点を記録。右サイドからのパスを受けたトゥリエンテスが逆サイドへ繋ぐと、ロベルト・ナバーロは左を駆け上がってきたリコを使う。リコはボックス内で左足を振り抜き、強烈なシュートでネットを揺らした。81分には久保に見せ場が。左サイドで仕掛けたゲバラのクロスボールがファーサイドに流れると、久保が頭でマイナスに折り返す。最後はナバーロが右足で沈め、決定的な3点目を記録した。

 試合はこのままタイムアップ。レアル・ソシエダが破竹のEL4連勝を飾り、グループステージを2位以内で終えることが確定した。なお、ELは首位通過の場合は決勝トーナメントにストレートイン、2位の場合はチャンピオンズリーグのグループステージを3位で敗退したチームとのプレーオフを戦わなければならない。

 次節は27日に行われ、レアル・ソシエダは敵地でオモニア・ニコシアと対戦する。一方、シェリフはアウェイ連戦となり、マンチェスター・Uの本拠地に乗り込む。

【スコア】
レアル・ソシエダ 3−0 シェリフ

【得点者】
1−0 45+1分 アレクサンダー・セルロート(レアル・ソシエダ)
2−0 66分 ディエゴ・リコ(レアル・ソシエダ)
3−0 81分 ロベルト・ナバーロ(レアル・ソシエダ)

サッカーキング

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