東京V、意地の勝利で目の前での優勝決定阻止&参入プレーオフ進出に望み! 新潟の優勝は明日以降に

2022年10月15日(土)15時57分 サッカーキング

東京Vと新潟が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

写真を拡大

 明治安田生命J2リーグ第41節が15日に開催され、東京ヴェルディとアルビレックス新潟が対戦した。

 新潟は前節、ベガルタ仙台に3−0で快勝し、6シーズンぶりのJ1リーグ復帰を決めたばかり。この試合に勝利すれば、J2リーグ優勝が決定する。一方ホームで迎え撃つ東京Vも、目の前での優勝決定阻止に加えて、自分たちのJ1参入プレーオフ進出のためにも勝利が欲しい一戦となった。

 最初のチャンスは東京V。バスケス・バイロンが右サイドからカットイン。左足で精度の高いシュートを放つが、相手GK小島亨介が防ぐ。

 23分には新潟。堀米悠斗が小見洋太とのコンビネーションでペナルティーエリア内に侵入。クロスを供給すると、逆サイドの三戸舜介がダイレクトでシュートを放ったものの、枠を外れた。

 ここから試合は東京Vペースに。38分には奈良輪雄太がやや右側からミドルシュートを打つが、ここもGK小島が阻む。41分にも梶川諒太のパスから、最後は馬場晴也が鋭いショット。しかし、こちらもGK小島が防いだ。前半はこのまま終了。東京Vは攻めるが得点を奪えず。新潟はGK小島のファインセーブで踏みとどまるファーストハーフとなった。

 後半が始まって早々の54分には新潟にビッグチャンス。左サイドからチャンスを創り出すと、最後は藤原奏哉がヘッド。しかし東京VのGKマテウスが右足でセーブし、得点を許さず。

 すると58分、試合が動く。東京Vは左サイドからコーナーキックを得ると、混戦になったこぼれ球を最後は染野唯月が押し込み、先制に成功。目の前で優勝を決められるシーンは見たくない東京Vが1点をリードする。

 新潟も反撃。68分には堀米が裏のスペースにパスを出すと、受けた小見が独走で持ち出し、シュートを放つが枠の上へ。小見はこのプレーを最後に交代となっただけに、悔しいシーンとなったか。

 74分には東京VにCKから再び得点機。こぼれたところを途中出場の平智広が鋭いショットを放ったが、GK小島が再三のファインセーブ。直後にも馬場晴也が1人で持ち込んでシュートするも、GK小島が防いだ。

 終盤は新潟も攻勢をかけ、同点ゴール、逆転ゴールを目指すが、東京Vも最後のところで踏ん張り、得点を与えず。

 試合はこのまま終了。東京Vが勝利し、J1参入プレーオフ進出に望みをつないだ。一方の新潟は、今日での優勝決定とならず。明日横浜FCが敗れた場合にのみ、最終節を待たずに優勝が決まる。

 最終節、東京Vはファジアーノ岡山とホームで対戦。一方の新潟も、ホームでFC町田ゼルビアと対戦する。

【スコア】
東京ヴェルディ 1−0 アルビレックス新潟

【得点者】
1−0 染野唯月(東京V)

【スターティングメンバー】
(東京V)
マテウス(GK);奈良輪雄太(82分→深澤大輝)、ンドカ・ボニフェイス、谷口栄斗、加藤蓮(68分→加藤弘堅);バスケス・バイロン(56分→佐藤凌我)、馬場晴也、森田晃樹、梶川諒太(56分→平智広)、河村慶人、染野唯月(82分→阪野豊史)

(新潟)
小島亨介(GK);藤原奏哉、トーマス・デン、千葉和彦、堀米悠斗;高宇洋(71分→星雄次)、島田譲、三戸舜介(83分→松田詠太郎)、伊藤涼太郎、小見洋太(65分→秋山裕紀);谷口海斗(71分→アレクサンドル・ゲデス)

サッカーキング

「東京V」をもっと詳しく

「東京V」のニュース

「東京V」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ