王者チェルシー相手の決勝点を喜ぶザハ「サッカーでは何が起こるかわからない」

2017年10月16日(月)2時19分 サッカーキング

2カ月ぶりとなる復帰戦で決勝ゴールを記録したザハ [写真]=Getty Images

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 リーグ王者チェルシーを破る決勝点を記録したクリスタル・パレスのコートジボワール代表MFウィルフレッド・ザハが、シーズン初勝利を挙げた喜びを語っている。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が報じた。

 ザハは昨シーズン公式戦37試合に出場して7ゴール11アシストを記録し、クリスタル・パレスの攻撃の中心選手として活躍した。しかし、今シーズンは開幕戦で膝を負傷してしまい、長期離脱を余儀なくされていた。攻撃の核を失ったチームはリーグ戦7試合を終えた段階でゴールも勝ち点もゼロという深刻な不振に陥ってしまい、最下位から抜け出せずに苦しんでいた。

 しかし、14日に行われたプレミアリーグ第8節チェルシー戦でフランス代表MFヨアン・キャバイエがついに今シーズン初ゴールをチームにもたらすと、開幕戦以来2カ月ぶりの復帰となったザハが決勝ゴールをマーク。長かったトンネルを抜け、待望のシーズン初白星をマークした。

 鮮烈な活躍で勝ち点3の獲得に大きく貢献したザハは「とても疲れたけど、勝利にはそれだけの価値があるんだ」と話し、「僕たちは勝たなければならなかったんだ!サッカーでは何が起こるかわからない。僕たちはゲームプランを持っていたし、ハードワークをしてチャンスを掴み取ったよ」と、周到な準備が勝利に繋がったと語った。

「最初のゴールは大きかったし、ぼくたちに自信をもたらした。チーム全体にブーストがかかったようだったよ。僕のゴールもいい時間帯のものだった。チェルシーに追いつかれた後だったからね。ゴールが決まったときは興奮したよ」

 また、ザハは前線でコンビを組んだイングランド代表MFアンドロス・タウンゼントにも言及。「僕もタウンゼントもストライカーではないから、ピッチのいたるところを斜めに走っていたよ。でも、監督はどちらかがボールを持っていたらもう片方はボックスに入り込む必要があると言ってくれたんだ」と、ロイ・ホジソン監督のアドバイスの一端を明かした。

 最後に「チェルシーにホームで勝てるなんて夢のようだよ。これは間違いなく反撃の始まりだ。今、僕たちは順位表を上り始められるという自信を手に入れたんだ」と語ったザハ。同選手の言葉通り、ここから勢いに乗って一気に残留圏内まで駆け上がることができるのか。クリスタル・パレスの今後の戦いぶりに注目だ。

サッカーキング

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