スーパーフォーミュラ・ライツ:雨のSUGOで阪口晴南がダブルポールを獲得

2020年10月17日(土)10時40分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3ラウンドは10月17日、宮城県のスポーツランドSUGOで第6戦/第7戦の公式予選が行われ、序盤から積極的にタイムを更新した阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が第6戦/第7戦ともにポールポジションを獲得した。宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)の開幕からの連続ポールポジション記録は5でストップしている。


 8月のツインリンクもてぎで開幕した2020年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権はこのSUGO大会が3ラウンド目。このラウンドはALBIREX RACING TEAMが入山翔の1台のエントリーとなり、総エントリー台数は11台。またB-MAX RAXCING TEAMは51号車にフォーミュラ・リージョナルにも参戦している今田信宏、52号車には2019年にも全日本F3に参戦した畑享志がそれぞれマスタークラスに参戦。今回マスタークラスは5台のエントリーとなっている。


 走行は10月15日からスタートしており、初日午前は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)が、午後は阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)がトップタイムをマーク。2日目は午前、午後とも宮田がトップタイムで、午後は1分11秒665までタイムを縮めている。


 2日間の専有走行はドライコンディションで行われたが、迎えた10月17日のスポーツランドSUGOは朝から雨模様。9時35分からの公式予選は、ウエットで迎えることになった。序盤、宮田が早々に1分30秒台から1分28秒台に上げていくものの、開始から10分近くになると、阪口が1分27秒台にタイムを上げ、開始10分には1分27秒394をマーク。さらに6周目には1分26秒848とタイムを塗り替えていった。


 多くのマシンが一度ピットに戻り、セッション後半に再コースインしていくが、この頃には雨脚が強くなったか、宮田、阪口ともタイムの更新はなく、阪口が第6戦、第7戦ともにポールポジションを獲得した。宮田は第6戦/第7戦ともに2番手となり、開幕からの連続ポールポジション記録はここでストップした。


 3番手以下は第6戦/第7戦とも小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)、名取鉄平(TODA FIGHTEX)、河野駿佑(RS FINE K&N 320)、入山翔(Albirex-RT)と続き、マスタークラスは終了直前まで植田正幸(Rnsports320)がトップにつけていたものの、チェッカー間際にDRAGON(TEAM DRAGON SFL)がタイムを上げ、両戦ともクラスポールポジションを獲得している。

阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)
宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)
小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)
名取鉄平(TODA FIGHTEX)
河野駿佑(RS FINE K&N 320)
第6戦/第7戦ともにポールポジションを獲得した阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)

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