フォルクスワーゲン、日本における新たなフラッグシップ・モデル「アルテオン」の導入を発表! 東京モーターショーで実車を展示

10月18日(水)18時30分 日本版Autoblog



フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、日本における新たなフラッグシップ・モデルとして、今年のジュネーブ・モーターショーでデビューした新型車「アルテオン」の導入を発表。10月25日から全国の正規販売店にて発売される。

パサートより大きいサイズ

伝統的なセダンとは一味違うファストバック・スタイルが特徴的なアルテオンは、フォルクスワーゲンのデザイン部門を統括するクラウス・ビショフ氏によれば「アバンギャルドなビジネスクラスのグランドツーリズモ」であるという。全長4,865mm × 全幅1,875mm × 全高1,435mmというサイズは、「パサート」と比べると80mm長く45mm幅広く35mm低い。ホイールベースを2,835mmとパサートよりも45mm長く取ることで、スタイリッシュなデザインと高い居住性を両立させている。これだけ大型でも、車体の核となるプラットフォームには現行型「ゴルフ」や新型「ポロ」とも基本的に共通の前輪駆動モデル用アーキテクチャ「MQB」が採用されている。

2.0リッター直列4気筒+4輪駆動のみ

フロントに横置きされるエンジンは、「2.0 TSI」と呼ばれるフォルクスワーゲンの2.0リッター直列4気筒ガソリン・ターボ。最高出力280ps/5,600〜6,500rpmと最大トルク350Nm/1,700〜5,600rpmを発揮する。排気量は同じでも、最高出力はパサートの最上級グレード「2.0TSI R-Line」の220ps/4,500〜6,200rpmを大幅に上回る。最大トルクの数値は同じだが、発生回転数がパサートは1,500〜4,400rpmと低いので、アルテオンの方が高回転型と言えるだろう。もっとも、4輪駆動の「4MOTION」 を採用するアルテオンの車両重量は1,700kgもあり、パサート 2.0TSI R-Lineより190kgも重い。トランスミッションには新開発の湿式7速DSGが採用されたが、JC08モード燃費は13.3km/Lと、当然ながらパサートの15.6km/Lに比べると分が悪い。ちなみにアルテオンにはパサートより7リッターほど大きな燃料タンクが積まれている。

インテリアはブラック基調のスポーティな「R-Line」を採用。「トップコンフォートシート」の表皮は標準でナパレザーとなる。荷室容量は563リッターとパサートよりやや狭いが、ハッチゲートを備えるアルテオンは後部座席を倒せば1,557リッターに拡大できる。

グレードは装備が異なる2種類

日本仕様のパワートレインは1種類のみだが(欧州では6種類のエンジンが用意される)、アルテオンは装備によって2種類のグレードが設定されている。549万円の「アルテオン R-Line 4MOTION」でも、アダプティブクルーズコントロール"ACC"(全車速追従機能付)、レーンキープアシストシステム"Lane Assist"、渋滞時追従支援システム"Traffic Assist"、レーンチェンジアシストシステム"Side Assist Plus"、リヤビューカメラ"Rear Assist"などの先進運転支援システムは標準装備。さらに50万円高い599万円の「アルテオン R-Line 4MOTION Advance」になると、デジタルメータークラスター"Active Info Display" 、ヘッドアップディスプレイ、アラウンドビューカメラ"Area View"、駐車支援システム"Park Assist" などの装備が追加され、19インチ・ホイール+245/40R19タイヤから、20インチ・ホイール+245/35R20タイヤにインチアップされる。

アウディ A5もライバルか!?

直接のライバルには、546万円からという価格が付けられたアウディの「A5 スポーツバック」も入ってくるのではないだろうか。もっとも、値段だけを見ると競合するように思えるが、ご存じのようにアウディはフォルクスワーゲンと同じグループ内で上に位置するブランドだから、同価格帯のモデル同士を比較するとあちらは前輪駆動で装備も動力性能もやや見劣りする(4輪駆動のA5 スポーツバック 2.0 TFSI クワトロ スポーツは686万円もする)。逆に考えれば、フォルクスワーゲンという大衆的なイメージが根強いブランドで、新鮮なデザインと充実した装備を武器に、どこまでプレミアム・ブランドのマーケットに食い込むことができるかということにもなる。ともかく、この手のクルマはスペックを見てお買い得だからと選ぶようなものではなく、実車を見たときの印象が購入の大きな決め手になるだろう。10月28日に一般公開が始まる第45回東京モーターショー2017のフォルクスワーゲン・ブースには、早速このアルテオンが展示されるという。会期中に東京ビッグサイトへ行かれる方はお見逃しなく。

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