井上尚弥に敗れた元IBF王者が”モンスター”の圧勝を予想!4団体統一戦で「バトラーは5ラウンド持つとは思えない」

2022年10月18日(火)15時16分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 ボクシングのWBAスーパー、IBF、WBC世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)と、WBO世界同級王者ポール・バトラー(英国)による4団体王座統一戦が12月13日、東京・有明アリーナで行われる事が正式決定した。そんな井上とバトラーの一戦を前に、2019年5月に井上に2回TKO負けを喫した前IBF世界同級王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が井上が圧勝すると予想している。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じた。

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 2022年6月にはノニト・ドネアにKO勝ちして3団体統一王者に輝き、さらに全階級を通じたプロボクサー最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド」で1位にもなった井上は次なる目標を、4団体統一王者と明言している。

 ここまで圧倒的な強さを見せつけてきた”モンスター”の次なる対戦について、18年にバトラーに判定勝ちを収め、IBF王座を獲得した実績を持つロドリゲスは、「バトラーは、イノウエ相手に5ラウンド持つとは思えない」と一方的な試合になると予想した。

 ロドリゲスが井上をここまで評価するには理由があった。19年にイギリス・グラスゴーで行われたWBSSバンタム級の準決勝で、井上とロドリゲスは対戦し、開始259秒で井上の前になすすべなくKO負けを喫しているのだ。ロドリゲスはこの一戦を振り返り、「イノウエ戦ではミスを犯してしまった。真っ向から挑んでしまった」と、井上に対して力勝負を挑んだことを後悔し、改めて井上の強さを強調した。

 さらにロドリゲスは、「私が対戦した中で最高のファイターだ。今まで戦った中で最も爆発的なファイターだ」と井上を大絶賛し、井上とバトラーの両者と唯一対戦経験のある選手という立場から考えても井上を支持したことを伝えている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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