バルサがバレンシアを下し連敗ストップ!…ファティやデパイの得点で逆転勝利
2021年10月18日(月)6時5分 サッカーキング
チャンピオンズリーグのベンフィカ戦、前節のアトレティコ・マドリード戦と、公式戦2連敗中のバルセロナ。今節はアンス・ファティがケガからの復帰後初先発を飾り、メンフィス・デパイやガビらとともにスタメンに名を連ね、リーグ4戦勝利なしのバレンシアをホームへ迎えた。
試合は5分、バレンシアが迎えたCKからボールがエリア外へこぼれると、これをホセ・ルイス・ガヤが勢いよくダイレクトで振り抜く。左足から放たれた強烈なシュートはゴール左へ突き刺さり、スーパーゴールが決まってバレンシアが先制に成功した。
しかしバルセロナも13分、左サイドでボールを持ったファティがデパイとのワンツーで中央へ侵入すると、そのまま落としのボールを右足でシュート。外から巻くような弾道はゴールのファーサイドへと吸い込まれ、華麗なゴールですぐさま試合を振り出しに戻す。
さらに41分には、前線のデパイが起点となってジョルディ・アルバへボールが渡ると、ラストパスに反応したファティがゴール前で倒されPKを獲得。これをデパイが決めきり、前半のうちにバルセロナが逆転を果たした。
後半に入ると、まずは反撃したいバレンシアへ立て続けにチャンスが。53分にはカルロス・ソレールのシュートがポストを強襲すると、57分には前を向いたゴンサロ・ゲデスが強烈なシュートを放つも、これはマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが片手で弾き出した。
その後は互いに均衡した展開が続き、バルセロナリードのまま試合が進む。すると迎えた85分、右サイドを駆け上がったセルジーニョ・デストが起点になると、中央への折り返しからゴール前のフィリペ・コウチーニョが流し込んだ。リードを2点に広げたバルセロナは直後、今新加入のセルヒオ・アグエロを投入し、同選手は新天地デビューを飾ることとなった。
試合はこのまま終了。コウチーニョの今季初ゴールやアグエロのデビューが実現したバルセロナが、公式戦3試合ぶりの勝利を手にした。
次節、バルセロナは24日にレアル・マドリードと、バレンシアは23日にMF久保建英の所属するマジョルカと、それぞれホームで対戦する。
【スコア】
バルセロナ 3−1 バレンシア
【得点者】
0−1 5分 ホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア)
1−1 13分 アンス・ファティ(バルセロナ)
2−1 41分 メンフィス・デパイ(PK/バルセロナ)
3−1 85分 フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)