「ロナウドとジダンのハーフ。まさにクラックだ」 ペレス会長、バロンドール初受賞のベンゼマを絶賛

2022年10月18日(火)12時36分 サッカーキング

ペレス会長(右)がベンゼマ(左)のバロンドール初受賞を喜ぶ [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が、バロンドール賞を初受賞したFWカリム・ベンゼマについて語った。17日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は17日、レアル・マドリードに所属するフランス代表FWカリム・ベンゼマが、2022年のバロンドール賞を受賞したことを発表した。昨シーズンの同選手は公式戦46試合に出場し44ゴール15アシストの活躍を見せて、ラ・リーガとチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献。生まれ故郷のリヨンでプロキャリアをスタートさせてから18年、いまやレアル・マドリードの“絶対的ストライカー”として君臨するベンゼマは、自身初となるバロンドール賞に輝いた。

 ベンゼマは2009年夏にレアル・マドリードに加入し、これまでに公式戦通算328得点を記録している。特に2018−19シーズン以降、4シーズン連続でリーグ戦20ゴール以上をマークするなど、円熟味を増してきていた同選手について、ペレス会長は「ついに、ベンゼマは世界最高の選手としての正当な報酬を手に入れた。この3、4年、彼はベストを尽くしていたね。何年も前からこの地位にふさわしい選手だった」と強調。続けて「彼はロナウドと(ジネディーヌ・)ジダンのハーフのような9番。同時に2つの役割をこなすことができる。まさに、クラックだ。ジダンのように前へ進み、ロナウドのようにシュートを放つ」と絶賛した。

 バロンドール受賞者のベンゼマやルカ・モドリッチ、加えてヴィニシウス ・ジュニオールらの将来有望な選手たちを擁しているレアル・マドリード。今シーズン開幕から公式戦14試合を戦い、いまだ無敗のチームについて、ペレス会長は「私は以前、『このクオリティとマドリディズモの混合がクラブを無敵にしている』と言った。これまでにも、そのようなシーンはあったし、選手のマドリディズモがプラスに働いているのは確かなこと。ファンも15回目のチャンピオンズリーグ制覇を確信している」と胸中を明かした。

 またペレス会長は、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するFWキリアン・エンバペの同クラブ退団報道にも言及(エンバペは報道を否定)。今夏の移籍市場を騒がせたPSG残留劇を経ての、退団報道だったが、ペレス会長は「飽きた、というより、読んですらいないね。いい夏を過ごせたんだから、これ以上は意味がない。今、そのポジションでは選手たちが目を見張るような成長を遂げている。ロドリゴとヴィニシウスの2人もクラックだ」と告白。さらに「もちろん、2人とも将来的にバロンドールを受賞する可能性はあると思う。今は、彼らがどう成長していくのかを見守らなければならない。それに、カマヴィンガ、バルベルデ、ミリトン、チュアメニ…彼らも未来を担う若手たち」とこの先、クラブを背負っていく選手たちに思いを巡らしている。

サッカーキング

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