フェルスタッペン、ベルギー以来の予選最速「久しぶりだからとても嬉しい」ペレスはSQ2敗退/F1第19戦スプリント予選
2024年10月19日(土)13時55分 AUTOSPORT web
2024年F1アメリカGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリント予選で1番手、セルジオ・ペレスは11番手という結果だった。
レッドブルは今回、アップデートコンポーネントとして、フロアエッジとコーク/エンジンカバーの変更を申告している。
順調にSQ3まで進んだフェルスタッペンは、セッション終盤にアタックを行い、ジョージ・ラッセル(メルセデス)の暫定ポールタイムより0.012秒速いタイムを記録し、土曜スプリントの最前グリッドを確保した。フェルスタッペンが予選で最速タイムを記録したのは、7月のベルギーGP以来初めて。グリッド先頭からスタートするのは、オーストリアGP以来となる。
ペレスはSQ1最初のラップでトラックリミット違反を犯したためタイムを取り消され、2回目のランで出したタイムでSQ2に進んだ。SQ2では終盤10番手につけたものの、RBの角田裕毅に抜かれる形で11番手に落ち、SQ3進出はならなかった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 3番手(1分33秒855:ソフトタイヤ/23周)
スプリント予選 1番手(SQ1=3番手1分33秒908:ミディアムタイヤ/SQ2=2番手1分33秒290:ミディアムタイヤ/SQ3=1番手1分32秒833:ソフトタイヤ)
ポジティブな一日だった。最初のラップからマシンがまずまずの状態で、とても快適に走ることができたんだ。高速コーナーでプッシュできて、かなりの速さを発揮することができた。
スプリント予選への挑戦はいつも簡単ではない。ミディアムタイヤ2セットとソフトタイヤ1セットで戦う規則になっているからだ。ミディアムではある程度基準を得ることができるけれど、SQ3ではソフトタイヤで実質的に1ラップしか走ることができない。だから限界までプッシュすることはできず、マージンを残しておく必要があるんだ。SQ3でのラップを見ると、バランス上の小さな問題があり、解決が必要だと思う。それでも他のマシンより前の位置を確保できたのは、とてもポジティブなことだよ。
周囲に速いマシンがたくさんいることは分かっている。それでも今日はポジティブな結果を出すことができたので、満足している。
土日に向けて、マシンをもう少し運転しやすくして、レースでタイヤに優しい状態にできればと思う。
(走行後のインタビューで語り)マシンが一日を通してとても良く機能していた。もちろんトップに立つことができてとてもうれしい。久しぶりだからね。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 16番手(1分34秒638:ソフトタイヤ/24周)
スプリント予選 11番手(SQ1=8番手1分34秒333:ミディアムタイヤ/SQ2=11番手1分34秒244:ミディアムタイヤ)
とてもフラストレーションが溜まる一日だった。SQ1からSQ2にかけて、全く進歩がなかったんだ。むしろタイヤに関しては状況が悪くなり、それで物事がかなり難しくなった。
ラップ序盤のセクター1でとても苦戦したので、それについて調べる必要がある。高速での乗り心地に関してかなり苦しんでいる。これについても調査しなければならない。
今日、マシンからたくさんのことを学んだことで、明日の予選はうまくまとめられることを期待している。
土日に向けて、やるべき仕事がいくつか残っている。一番の目標はレースで強さを発揮することだ。今朝走ったロングランではペースがとても良さそうに思えた。
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