山形クラモフスキー監督の一面に反響！徳島戦煽り動画ブーストに関係者驚き

　モンテディオ山形は今月23日に明治安田生命J2リーグ最終節・徳島ヴォルティス戦を控える中、18日にクラブ公式SNSにてモチベーション動画を公開。J1参入プレーオフ出場権をかけた大一番であるだけに例を見ないほどの反響を呼んでいるほか、ロッカールームでのピーター・クラモフスキー監督の振る舞いにも注目が集まっている。

　モンテディオ山形は今月に入ってから3試合つづけて引き分けに終わっていたが、16日の第41節・大分トリニータ戦で3-0と勝利している。またJ2リーグは最終節のみを残す中、1位アルビレックス新潟と2位横浜FCの来季J1昇格にくわえて、3位ファジアーノ岡山、4位ロアッソ熊本、5位大分トリニータのJ1参入プレーオフ出場が確定している。

　一方で6位の徳島ヴォルティスと7位のベガルタ仙台が勝ち点「62」で並んでいるほか、8位のモンテディオ山形が勝ち点「61」で2クラブに肉薄。J1参入プレーオフ出場権獲得をかけた1枠の争いに注目が集まる中、モンテディオ山形と徳島ヴォルティスが最終節で激突する。

　そんなホームでの大一番を前に、モンテディオ山形は18日午後7時にクラブ公式ツイッターアカウントにて1本の動画を公開。「最終節 負けて終わるか。それとも、その先へ進むか。今こそ、山形一丸」と題した110秒間の動画ではクラモフスキー監督がロッカールームで「勇敢になれ！」、「ハングリーに闘うぞ！」、「そしてアグレッシブにいくぞ！」、「それをやって俺らが勝つぞ！」、「さあいこう！」と強いメッセージを送って鼓舞するシーンも収められている。

　するとクラブ公式ツイッターアカウントの投稿に「カッコよすぎる！」、「勝つぞ！」、「煽り最高！」といったコメントが殺到。「BOSSあついな！」、「モンテディオ広報の本気度が伝わってくる！」というメッセージも寄せられている。

　またクラブ関係者の話によると、今まであまり知られていなかったクラモフスキー監督のモチベーターぶりが知られるようになったことが、反響を呼んでいる理由のひとつであるとのこと。

　ツイートから12時間で27万インプレッションを記録したほか動画再生回数が47,000にも及ぶなど、次の試合にむけてのモチベーション動画では記録的な数字を叩き出しているという。

　モンテディオ山形のJ1参入プレーオフ出場権獲得の条件は、徳島ヴォルティス戦での勝利にくわえて、ベガルタ仙台がブラウブリッツ秋田戦で引き分け以下に終わることである。8シーズンぶりとなるJ1昇格へ、今回の動画拡散により多くの人々がモンテディオ山形を後押ししている。